退院後の外来受診
【退院後初の外来診察の受診】
2024.4.22 退院後初の外来診察の受診。
雨が降っていたので早めに家を出て早めに到着。
診察室にも早めに呼ばれる。
婦人科の初診を来月に取っているが問題ないか一応主治医に確認、問題ないとのことで第2ラウンドは問題なくはじまりそうだ。
患部をみていただき、出血や液体の染み出し具合の確認をしてもらう。これくらいなら問題ないとのこと。染み出しが触れて皮膚が一部ふやけてるので、とその場で切除される。麻酔なし。謎に痛くない。どうなってるんや。
そしてセンチネルリンパ節生検について再度の確認。
主治医は「患部の直下にリンパがあるためみつけられなかった。そのため、直近で撮ってあるCTと、3.4ヶ月後のCTでリンパの画像を比較し、転移が起きた場合は腫れたりするためそういう所見がないかみてゆく」とのことだった。
なかなか転移の有無についてはっきりした答えはもらえていないが、「いまのところ腫れてないから積極的にリンパ転移を想定してはいない」とのお言葉をいただく。
ただ、「リンパ転移があろうがなかろうが、がんが完治したわけではないです、今後少なくとも5年は定期的に検査をして経過を見ていきましょう」とドンと釘を差される。
そして引き続き痛み止めなど処方してもらい、次の外来診察の予定を来週にしていただく。
意外とバカにならないのがガーゼ代で費用がかさむことを相談したら、滅菌ガーゼではなく普通のガーゼを使うことを許可されたので今後は普通のガーゼを買おうとおもう。
この日は看護面談という形式で看護師さんとの面談や腫瘍精神科のカウンセラーさんのカウンセリングもあり、予定パンパンだったがどうにか午前中で全部の工程を済ませて帰路についた。
この日の前後の日に(正確にはちょっと忘れちゃったけど)住んでいる街の商店街で近くの大学の軽音楽部のみんながホコ天で生演奏してくれた。
松任谷由実のひこうき雲を歌うボーカルの子の澄んだ声が響いて響いて、ここにいまこうしていられることの尊さを感じたら涙が溢れてしまった。
私の日常はスペシャルであふれていたんだなと、泣きながら思ったりした。
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