がん研有明病院の初診から
【がんの専門の病院にて初診、検査、そして】
2024.2.14
がんの専門の病院を紹介され、診療情報提供書と検体をもち、皮膚腫瘍科の初診を受ける。
母が付き添ってくれたが、駅で待ち合わせた母はなんだか泣き出しそうに見えた。
主治医の印象は頭脳明晰、というかんじだった。
希望的観測なんかは言わない人で、わかっていること、これから調べなきゃならないことなどを明瞭に伝えてくれた。
この日は5つほど検査を受けてややぐったりした。
2024.2.15
CT検査を行った。
この検査結果で内臓などへの転移の有無がわかる。転移していないだろうか、すごく不安だった。この時期は1人になるとふと深い暗い思いがわいてきて毎日泣いていたし、色んな経験や色んな人に会ったりするたび「あと何回会えるかな」「結構楽しいことがたくさんの人生だったからもうおわっちゃうのかな」などと悲嘆に暮れていた。
会える人には会っておかないと悔いが残るのではと、いろんな大切な人に連絡もした。
2024.2.19
CT検査の結果、転移はなかった。
正直、長く古傷を放っておいたのだから転移してしまってでもおかしくないかと思っており、すごく驚き、安堵した。
ただ、CT検査で子宮か卵巣か微妙なところに10センチ程度の腫瘤がみつかった。婦人科にも通うようになった。
2024.2.26
マッピング生検、というものを行った。
がんの切除部位特定のために、患部の外周1センチくらいをめやすに6箇所切除してがんの状態をみてもらった。