AIチャットにスーパーのチラシを読み込ませてみた
チャットgpt(Google Geminiも)に画像入力機能があります。
gptでは質問入力場所の前にある📎みたいなアイコンをクリックすると読み込ませたい画像を選択できます。
この機能を日常の買い物に役立てないか調査してみました。
まずはよく行くスーパー(イオンとか)の電子チラシをスクショします。
チャットgptに読み込ませてみて、チラシに載ってある野菜とかの税込価格を質問すると答えてくれます。
たまに価格を間違える場合もあるので、その時は〜の税込価格は〜ですと質問するところで訂正してあげると、チラシ通りの正しい価格を答えてくれます。
チラシの商品価格をgptが全部正しく認識しているか調べるのは大変な労力なので、とりあえずその日の特売品だけ正しく答えてくれる状態にしました。
次の段階として読み込ませたチラシ情報を基にチャットgptに夕食の献立を提案してもらいました。
質問内容
このチラシに掲載されている商品をもとに、栄養価が高く、リーズナブルで美味しいおかずメニューを提案して
以下回答
メニュー案:
焼きさばとレンコンのサラダ
使用商品:焼きさば切り身(1切 398円)、茨城県産レンコン(1袋 98円)
調理方法:焼きさばはそのまま使い、薄切りにして焼いたレンコンと合わせてサラダにします。青じそドレッシングなどで和えれば、さっぱりとした風味が楽しめます。さばはオメガ3脂肪酸が豊富で、レンコンは食物繊維が多く含まれています。
豚こま切れ肉と小松菜の生姜炒め
使用商品:国産豚こま切れ肉(100g 58円)、茨城県産小松菜(1袋 98円)
調理方法:豚肉を生姜と醤油で炒め、小松菜を加えて軽く火を通すだけで完成します。豚肉はたんぱく質が豊富で、小松菜はビタミンや鉄分も含まれており、栄養バランスが良いです。
白菜とえのきのスープ
使用商品:長野県産白菜(1/4カット 98円)、えのき茸(1袋 78円)
調理方法:白菜とえのきをだしで煮て、シンプルな和風スープを作ります。お好みで塩や醤油で味を整えましょう。白菜とえのきは低カロリーでビタミンも多く、体を温めるのにぴったりです。
デザート:柿のヨーグルト
使用商品:和歌山県産柿(1個 98円)、ビビタスヨーグルト(118円)
調理方法:柿を一口大に切ってヨーグルトと和えるだけ。柿はビタミンCが豊富で、ヨーグルトは腸内環境を整えてくれます。
合計コスト
焼きさばとレンコンのサラダ:496円
豚こま切れ肉と小松菜の生姜炒め:156円
白菜とえのきのスープ:176円
柿のヨーグルト:216円
合計:1,044円
メニュー案とかかる費用を教えてくれました。
不満な点は調理方法があまり具体的でないところです。
そこでさらに追加質問をしてみました。
焼きさばとレンコンのサラダを電子レンジで時短で作る方法を教えて
これで時短で手軽な調理法を詳細に教えてもらえます。
忙しい時や体調崩している時には大変助かります。
今回の方法はコスパの良い買い物を計画する時に役立ちそうです。
職場の休憩時間中に今晩の夕食や翌日の朝食、お弁当の具材をAIに提案してもらい、会社帰りにスーパーでその具材を買い物に行く。
何でも物価高のこのご時世、献立を考える時間を省略できる上に費用も前もってイメージできて賢く買い物ができそうです。
新聞の折込チラシをスマホで撮影してチャットgptに読み込ませることもできそうですが、チラシにシワがあったり、写真画像の解像度が悪いとgptの商品名とその価格を認識する力は落ちるかもしれません。
また、小生の前回の記事
駄菓子を賢く買うためにAIチャットを活用してみよう
https://note.com/qa_ii/n/n2cbc5f2ee828
でも商品と価格の電子チラシみたいなものがあれば、同様の方法で使えますね。
注意点としてAIチャットにあまり個人情報を入れない方がよいといわれています。そこでAIに読み込ませる前にスーパーの店名や住所等は画像編集ソフトで塗り潰したり消しておくことをおすすめします。
追われる日々で自分の時間を満足に確保できず、ストレスを抱えている方々に少しでもお役に立てれば幸いです。