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粋に陶芸を楽しむ ゴキゲンLIFESHIFT 49 クリエイティブな人生
喪中のため自粛していた陶芸教室に、1か月半振りに行ってきました。
立春を迎えるのに今週は寒く、久しぶりの水場の作業が大変でしたが、無心にクリエイティブなマインドになれる陶芸は、やっぱりいいですね。
今回は、昨年テーマにしていた「陶芸×彫刻」シリーズのラスト飾る「レリーフの季節皿・冬」の釉薬掛けでした。
この作業工程は、かなり複雑です。
1.スプレー掛けを基本にするため、まずはスプレーから守るための型紙作り。
2.型紙を絵に合わせて仮止め
3.下部を飴釉でスプレー掛け。雪景色の暖かい雰囲気をオレンジで狙う。
4.上部に瑠璃釉で宇宙の闇を置く。冬の厳しい寒さを狙います。
ここまで2回のスプレー掛け。
5.白マットを筆書きで、家、かまくら、雪だるまや雪吊りを描きます。
6.透明釉を使って、地の化粧土を生かす部分を覆います。
7.最後に歯ブラシで、白マット弾いて、雪として、全体に散らしました。
釉薬の段階では、色は区別しにくいので、頭の中で出来上がりをイメージしながら、各段階を組み立てます。この過程がとても楽しいです。
でも、ここまで練りに練って構想し、段階を追って制作しても、正直、想定通りに仕上がらないのが陶芸です。
準備80%、あとは偶然を楽しむことが粋なのだと思います。
4年目の今年も、土と釉薬と熱の化学変化の偶発性を楽しみます。
インスタで各段階の写真をアップしてます。
太田泉(@izumiotaota) • Instagram写真と動画
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