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Hello Work! いまのハローワークで58歳の「希望」は見つかるか? ゴキゲンLIFESHIFT 32  何度でもアップデートする人生

ハローワークで失業認定を受け、雇用保険受給手当をもらうために、58歳で、はじめて職業安定所に行きました。そして、とても「嫌な感じ」を経験してます。

58歳であることで、基本的な年齢差別を感じます。もうお前にはまともな求人すらない、社会の厄介者なのだ、と言われているようです。

原因は、職業安定所の前提は、「マス」を対象にしているから、きめの細かい対応はできない。ここでは個人ではなく、母集団の特性で扱うからです。
55歳以上の正社員採用は極端に少ない=サービスすることは少ない、なのです。

企業の求人情報があるのですが、年齢入力し、検索すると、ほぼすべて非正規雇用で、最低賃金の時給1,041円の求人しかありません。

民間の転職サイトやヘッドハンターから誘われる条件のいい求人情報は、ここには登録されてないし、一流企業のJOBや、自分が探している新しい働き方である「顧問派遣」、「併業」などの求人情報も、もちろんこのデータベースには入ってないです。
こちらの希望を事細かく入力することもできないので、個人の経歴とスキルと、求人側の希望スキルの「マッチング」なんて夢のまた夢の状態です。

58歳の年齢差別に悩む人材にとって、ハローワークは「最低賃金労働で、労働させるための巨大な国家装置」でした。

ここには、個人の実績や美記憶に対するリスペクトがまるでありません。

最悪なのは、この中途半端なデータシステムと、「失業補償の認定」が連動していることです。ここではすべて我慢しなければなりません。なぜなら半年分の雇用保険金がもらえなくなるからです。

加えて、再就職のためのスキル学習も、最新のDX人材の養成講座など望むレベルには程遠く、まともにリカレント教育を受けらる状況ではない。

批判だけするつもりはないので、自分のコンセプトである「プロジェクト・ログ」をベースに今後、提案を策定していきます。

単純に、民間の求人サイトと連携するだけで、もっと条件のいい求人とマッチさせることが可能なはず。そして、このような大量一律作業のイノベーションこそ、DXの効果が出やすい事業です。

ここから日本を立て直すべきだと感じます。

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太田泉
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