ノミの法則

どーも！黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、今日は小さな生き物「ノミのジャンプ力」のお話です。

未来の可能性

なんだかジム遠いなと思うけど、その先のスーパーはもっと遠くて、でもそのスーパーを目標地点にしてたらジムは近く感じる。何が言いたいかって目標設定も同じですね。遠くに何か目標を置いてそれに対する中間地点を置く。そうすれば中間地点は近く感じる。
(そもそもジムも全然遠くないんですけどねw)

— Aiko Yoshitomi (@YoshitomiAiko) January 5, 2022

このツイートがまさにノミの法則のお話です。
ノミのジャンプ力は身体の割にかなり高く飛びます。1メートル以上飛ぶそうです。しかし、ノミをコップに蓋をして閉じ込めておくと、コップの蓋以上に飛ぶことができなくなるそうです。できるはずのことができなくなる。不思議な話ですね。何が言いたいかというと未来の可能性をつぶしていないか？ということです。

遠くに旗を立てる

未来の可能性を現実化するには、まず遠くに旗を立てるということが大切です。
例えば富士登山だったら多くの人は頂上に目標にすると思います。登る前から８合目までが目標にしている人が頂上まで辿り着くことはメンタル的にも難しいことだと思います。

これをマインドセットと言います。マインドセットがあやふやだと人間は行動に移せません。ノミも人間もマインドセットを書き換えられるとガラッと到達地点がかわってしまうのです。そのマインドセットとして、遠いなりにも旗を立てることが重要になります。

マイルストーンを置く

そんな遠すぎる目標となる旗を立てただけでは進めません。そのためにマイルストーン(中間地点)を置くことが更に大切になります。
富士登山で例えるなら、５合目ー７合目ー８合目という中間地点がそれにあたります。ジュニア選手であれば年齢でマイルストーンを置くとよりわかりやすくなるでしょう。プロ選手であれば、ランキングという指標で考えることもあるでしょう。

遠すぎる旗は夢だけど、旗が近づいてくると夢ではなく目標になる

旗を立てて目指し始めたら、夢ではなく目標にかわります。
夢を夢のままにしないこと！
夢が叶うかはわかりませんが、目指さないと現実になりません。目標を立てて満足せず、行動に移していきましょう。