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かまばの森参加者インタビュー①

かまばの森の放課後ひろばに親子でよくご参加いただいているIさんのインタビューです。自然体験がなぜ大切か・・・改めて気づきがあり、とても学び多い時間になりました。

Iさん 小1男子、年少男子の母

参加する前、自然体験に対してどんな風に考えていましたか?

元々夫はキャンプが好きでした。
私は元々好きじゃなかったんですけど、
子供はのびのびするし、
自分も気持ちがよかったんです。
それと、本を読んでいて
「週2時間は自然に触れると脳にいい、精神面にもいい」と知りました。

家族の影響で自然体験の良さに気づかれたんですね。

元々自然には興味がなかったけれど、子どもを産んでから、子どもとの遊びの中で「自然ってすごいな」って思うようになりました。
松ぼっくりひとつとっても1個ずつ違うし、季節によっていろんなことが違う。松ぼっくりでも枝でも1個1個違う個性を見ながら、工作したりとか。既製品じゃない良さがあるんだなってことがわかりました。
同じ場所でも季節によって変わってくから、同じ遊びにならないですよね。
自然の中で遊ぶことで頭がいい子が育っていくんだなっていうことを、そういうところから思いました。
なぜ自然の中で遊ぶといいのか、ってことが、自分で体験することでわかったんです。
自分自身は塩尻市(かまばの森のある松本市隣)の出身なんですが、そんなに自然の中で遊んだり出掛けて行ったりした経験がないんです。
大人になってから自然の良さと出会ったんです。
だから、子供と一緒に今になって遊びをやってるって感じですね。
主人は昔から自然の中で遊んで育ったんですが、自転車とか、自然を今も楽しんでいますね。

子供さんと遊んでるうちに体験的に気づいたんですね。大きな気づきですよね。

放課後ひろばに参加しようと思ったのはなぜですか?

「何を習わせようか?」と思った時に、何かを教わるよりは自分で遊びを開拓していって欲しいなと思ったんです。

まさにかまばの森のスタイルはぴったりですね。

はい。

保育園はすごいのびのびさせてもらったのに、学校に入った途端、休み時間は5分だけ。
小学校は自由に遊べる時間が20分休みしかないんですよね。
保育園は自由に工作したり外に散歩に行ったりしていましたからね。

確かに、学校に入ると、子どもにとって生活スタイルのギャップは大きいですね。

かまばの森はどこで知ったんですか?

学校で配られたチラシです。

「あ、なんかいいのがあるな」って。

かまばの森のどんなところがいいと思いますか?

自由にさせてくれるところがいいです。
上手に作るとか苦手だから、「なんとかしなきゃいけない」というのがないのがいいですね。

そして、いろいろな遊びを教えてくれるところです。
かまばは土器も掘れるし、なんでもあるじゃん!って。あの範囲にいろんなものが揃ってるのがまずすごい。山もあるし川もあるし、野菜畑あったり、柿が落ちてきたり、サワガニとりができて、竹林があって。

そして、それを生かした遊びを教えてくれるところがいい。
そう、自然があっても、それを生かした遊びを知らないから、教えてもらえるのがありがたいです。

頑張って調べてやろうと思えばできるのかもしれないけど、直に教えてもらえるっていうのはやっぱり大きいですね。

あと、ダイナミックなのがいいと思います。
「穴を掘っていい」とか、そこら辺で自由にできないですから。

確かにかまばの森では、
子どもたちが小さな「やりたい」を見つけた時に、その遊びの幅を広げられるようなヒントを何気なくチラつかせたりしてます。

子どもが自然な流れで夢中を掘り下げていけるように、子供の様子をよく観察するようにはしています。

子どもの「やりたい」をいかに制限せずに広げられるか。
大人の仕事は「教える」んじゃなく、「環境づくり」ですよね。

Twitterで、子供が木の根っこを掘るっていうのをやってる記事があって。なかなか抜けなくて、子供があの手この手でやるんですけど。
根っこって絵にするとシンプルな形だと思っちゃうけど、実際に生えてるのはあっちこっちに張り巡らされてるじゃないですか。
そういうこと知ったり、試行錯誤したりとかも、やっぱり、シンプルな遊びの中でこそ、生まれると思います。

シンプルな遊びの中でこそ、子どもたちの体験的な学びが最大化しますね。
まさに、かまばの森で一番大事にしていることです。

放課後ひろばは、夕方だけの時間ですが、遠方からわざわざ通ってくださる方も多いです。
学校が終わってからいらっしゃるのは大変じゃないですか?

放課後ひろばの場所は我が家からもやっぱり少し遠くて、行くともう5時過ぎてたりするんです。

それでも、行くとたった1時間でも子どもたちすごく楽しむし、やっぱりちょっとの時間でも行った意味があると思うんですよ。

眺めもいいし、疲れてる時でも、大人もさっぱりして帰れます。
とにかく景色が最高。焚き火も楽しい。
慣れてるお母さんがいるから、お母さん同士聞き合えるのもいいなと思います。

こどもサバイバル教室もご参加いただいたことがありましたね。どうでしたか?

こどもサバイバル教室の方は、子どもだけ預けたので細かい様子はわかりませんが、
「今日こういうことやったよ」って教えてくれて、楽しかったんだな!!って思いました。

子どもだけ預けるので、異年齢集団で子ども同士遊べるのがすごくいいと思いました。

お子さんと遊んだり同じ場を共有する事を楽しみながら、Iさん自身もたくさんの気づきを得たり、学びを深めていらっしゃって素晴らしいですね。インタビューの中で私もたくさんの気づきがありました。

貴重なお時間いただきありがとうございました。



インタビューにも出てくる「放課後ひろば」は、
毎週水曜日放課後、
かまばの森で開催しています。(冬季1〜3月は隔週)

最新情報、お申し込み詳細はこちらから。
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ノコギリやナイフなどの工作の道具、
秘密基地作りに役立つロープや木材や釘など、
火おこしにチャレンジできる道具、
ジェットコースター並みの迫力があり夏でも楽しめるソリ
など、
子どもたちが自然の中で遊びの幅を広げやすい道具を
常備しています。
スタッフの見守りのもと、
のびのびと遊ぶことができます。

かまばの森でお待ちしています。

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