最高の年越しの過ごし方~決定版~
明けましておめでとうございます。
みなさん良い年越しを過ごせましたでしょうか。
年末年始というイベントに対するワクワク感が年々薄まってきていることに年齢を感じている私ですが、
実はここ数年、大晦日は一人で海に行って年を越すということをしています。
別に何か特別なことをするわけではなく、ただただ誰もいない夜の海辺に行き、砂浜にポツンと座って波の音を聴くというだけなんですが、
これが超オススメなので、年末年始にマンネリ化を感じてきた人はぜひ試してみてください。
<おすすめポイント①:嫌でも気持ちが切り替わる>
新年を迎えるにあたって「気持ちの切り替え」って大事ですよね。
この「気持ちの切り替え方」も人によって色んな方法があるかと思います。
下着や靴下を新品にするという人もいれば、除夜の鐘の音を聴いたりおせちやお雑煮などを食べたりすることで気持ちを切り替えている、という人もいるかもしれません。
要は、いつもとは違う特別なことをすることが気持ちの切り替えに繋がっているんだと思いますが、「夜の海でひとり年越し」は湘南のサーファーとかでなければ相当に特別感があります。都会に住んでいて自然との距離が遠い人などはなおのことですね。
周りには誰もいない。視界は月明かりだけが頼り。聞こえるのは波の音だけ。
こんな状況で数時間過ごせば、否が応にも気持ちが切り替わります。
<おすすめポイント②:星が抜群にキレイ>
もちろん海辺であればどこでもいいというわけではなく、なるべく人がいない田舎のほうを選ぶわけですが、「田舎×海辺」の星のキレイさは半端じゃないです。
「波の音を聞きながら砂浜に寝そべって星空を見上げる」なんて、曲の歌詞の再現みたいでちょっと恥ずかしいですが、控えめに言って最高です。
当たり前のように流れ星が流れるのが見えたりして、畏怖の念というか自然の荘厳さを目の当たりにして例外なく感動します。
<おすすめポイント③:死ぬほど寒い>
これが一番言いたかったポイントです。他二つはもはや前座です。
当たり前ですが、やっぱり大晦日ってめちゃくちゃ寒いんですよね。
しかも海辺は風もあるので、より一層寒さが増すわけです。
そんな状態で何もせず砂浜で寝そべったりしてるわけなので、時間が経つほど体温はガンガン持っていかれます。
「お~寒い寒い」と暖房の効いた室内に逃げ込むこともできないため、
けっこうな極寒の中を耐えることになります。
「それの何がええねん」と思われた方もいるかもしれませんが、
新年の一発目にこのしんどさを味わっておくことで、1年間を過ごす中で大抵の状況は「あの極寒に比べればまだマシ」と思えるようになります。
辛い状況のワクチンを打っておくというか、ストレス耐性を上げておくようなイメージですかね。(書きながら思いましたが、滝行とか護摩行とかも、もしかしたら同じような意味合いなのかもしれないですね。)
<まとめ>
特別感にまみれた状況で、最高と過酷の両方を味わえるのはなかなか秀逸なのでぜひ試してみてください。
ちなみに、満点の星空を見ながら食べる「どん兵衛」と、
初日の出を見ながら淹れる「濃いぃコーヒー」もまた最高です。
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