プログラミングスクールとトレーニングジム。コロナの影響を考察してみた
テックジムはリアルのスクールである。
当然、コロナの影響は凄まじかった。
去年の4月と5月はオンラインのみの開校となり、見事に会員数が落ちた。
でも7月からどんどん会員数が伸びて、会員増は今年の1月まで続いた。
そして第三波がきてちょっと下降。落ち着いた4月が会員数のピークだった。
そこで分かったことは、緊急事態宣言がくると入会者数は3分の1になるが、退会率はそんなに影響は受けないということだった。
そして第四波と第五派、会員数は横ばいになり、微減が続く。
既存会員の方の通学も減り、教室は閑散となる。
そして、待ちに待った解除の日。
10月は結果的に入会数は戻らなかった。
街は賑わってきたというのに。
仕事が通常業務に戻ることでスクールどころじゃなかったのしれない。
トレーニングジムはどうなんだろうと思い、久しぶりにテコセンターに行った。随分、盛況だった。そりゃ体動かしたくなる。俺もそうだ。
そして先月。学生の入会が相次いだ。
社会人はまだまだ戻ってきていないというのが現状だ。
とはいえ、もうしばらくは心配はないだろうと思えるようになってきた。
まだまだ教室に人が以前のように戻ってきたわけではないが、日によってはたくさん来る日ができたからである。
月額の定額制でやっていなかったら、大変なことになっていただろう。
最初にショットで全額をもらうやり方だと、完全に入金が止まってしまう。
スクール運営している皆さん、皆苦しかったと思う。
マジでお互いを労い合いたい。
そして。今、やっぱりリアルっていいなと思った次第である。
コロナが明けても、もう元に戻らないという人がいる。
確かに無駄なリアル会議はオンラインで済ませればいい。
しかし、クリエイティブな時間や、みんなで一緒の場所でやった方がいい仕事もある。時間を拘束し合うことでもいいことはある。
特に、何かを磨きたいという時は同じ志の人たちに混ざった方がいい。
最高の瞬間は「挨拶」だ。
人は心の奥底で「挨拶」や「雑談」を、求めているのかもしれない。
オンラインの限界がメタバースで解決するとすれば、ここにヒントがあると思う。
とはいえ、メタバース空間では、筋トレはできない。
だから、俺はいつまでもテコセンターに通い続けるのだろう。