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ガーシーの魅力をきっちり暴露やらせていただきます。琵琶湖を3/4周したのでちょっと待っといて下さい!!

「一番行ってみたい県はどこか?」と聞かれて「滋賀県」です。
と答える人はおそらく2%未満だろう。

日本一の湖があるといっても、鳥人間じゃないし、ピンとこない。
かつての俺がそうだった。

なぜ、ムーライトながらは米原で止まってしまうのか。
青春18きっぷ愛好家の全員が永年心に思っていることだ。
山陽本線でいう「糸崎」みたいなものだ。

滋賀県には全員が降りるもののすぐに新快速に乗り換える。
そんな県だった。

しかし、ある時、安土城が滋賀県にあると知った。

安土駅前に信長像と、信長そば。ザッツオール。
今日の首都がここにあってもおかしくない場所である。
本当にここに日本一の楽市楽座があったのだろうか。

その夜、近江八幡でPython講座をやったら参加者1名。
novaがある町だからと思ってここを選んだのだが。

その夜、彦根のスナックで飲んだ。
ママが「彦根は何にもないところが好き」というのがなんだか心に沁みた。

あれから3年。久しぶりに滋賀で途中下車した。

膳所という駅だ。滋賀県民以外は、だれも読めないだろう。
そこでレンタカーを借りた。

滋賀は実は首都だった時がある。
天智天皇が飛鳥から近江に遷都したのである。
たった5年である。安土城の9年よりも短い。
天武天皇の時にまた飛鳥に戻された。

あと、大津には、京都を追い出された木曾義仲の墓所がある。
そしてそこには松尾芭蕉も眠っている。

天下取りがしばし佇む場所、それが滋賀なのである。

比叡山も滋賀県にある。
比叡山の麓は、明智光秀の居城である坂本城がある。

彦根城の近くには元々、佐和山城がありここは石田三成である。
戦国時代の主要キャストが琵琶湖を囲んでいたのだ。

さて、滋賀県といえば、近江商人である。
信長が全国各地から呼んで来た商人が発祥だという説がある。
まあ交通の要所だったのだろう。

高島といえば、高島屋の発祥の地である。
とはいえ白髭神社以外に見るべきところがない。

このあたりの道は退屈だ。
湖西線とたまに出くわすぐらいである。

その昔、敦賀に上陸した渡来人がここを通って奈良に行ったのだろうか?
なんて想像してみたが、その片鱗すらない。

継体天皇はここを通ったはずなのだが。
京都や奈良と違って、史跡が圧倒的に少ないのが滋賀県である。

途中、賤ヶ岳古戦場の案内があったが、地味そうなのでスルーした。
知らない人もいるかもしれないので説明すると、織田家臣の柴田勝家と羽柴秀吉の決戦の地である。

ちなみに滋賀県の古戦場には、姉川古戦場がある。
琵琶湖の北半分は浅井氏の領地だったわけである。

今回、ひとつやり残したことといえば、竹生島に行けなかったことである。
長浜港から遊覧船に乗って30分で行けるパワースポットだそうだ。

いかがだっただろうか。
少しでも琵琶湖周辺の魅力が伝わっていれば幸いである。


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