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良質な顧客がスタッフの「働く価値」を作り、サービスも向上する。

最近、複数の人から、「普段からお客さんと話せているから一人でいい」という話があがった。

友人は少なくていい。友人と一緒にいる方が面倒だ。という文脈である。

こういう人たちの共通点は、良質な顧客に恵まれていること。
仕事中も心地よい会話ができて、感謝もされる。

逆説的にいうと、良質ではない友人は、非生産的であるということでもある。

地方では、周囲の目を気にしなくてはならないという。
都市では、お互い関心がなく殺伐としているという。


こんな時に、良い顧客はいい感じの距離感があっていいのだろう。

ということは、良い顧客との関係が築ける企業やサービスというのは、
それだけで存在価値がある。社員にとっても、顧客にとってもである。


先日、テックジムの会員さんから、
「自習型とうたっているから変な人が来ませんね」とフィードバックをいただいた。

トレーナーからも
「テックジムの受講生は質問力が高いので教え甲斐がある」と言われた。

大変有難いことである。


廉価なサービスでも、高価なサービスでも、良い客もいるし、悪い客もいる。
金持ちだから良い客だということもない。

あるサービスに対しては悪態をつく人が、他のサービスで良い振る舞いをすることもある。
あるスタッフには良い態度するのに、違うスタッフには悪態をつく人もいる。

その人の人間性によるだけでなく、サービス/スタッフとの関係性もあるだろう。

悪い応対をすれば当然、悪い対応をされるわけだが、
良い応対を心がけても、悪い対応をされることもある。

答えがありそうに見えて、方程式をつくることはできない。
なぜなら、それが人間というものだからだ。
プログラムのようにうまくいかない。


と考えると、良い顧客に恵まれるというのは本当にラッキーなことである。


広告に頼ると「変なお客さんが来る」なんてことは、よく言われる。
営業力で無理やりとった顧客もあとでトラブルになり、関係性は悪くなる。

反面、人の紹介だと、トラブルも起きにくい。
一見さんお断りの店やリファラル採用は理にかなっている。

顧客とスタッフ、スタッフと取引先の関係の中で、
心地よいコミュニティを形成できれば、
持続可能なサービスになる。


ポイントは人疲れをしているのは顧客/取引先も同じだということ。
その人たちも自分のお客さんや同僚、友人、家族からストレスを感じている。


そんな彼らにオアシスとなる場を、テックジムは提供していきたい。

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テックジム創業者:藤永端(みんなのグラさん)のIT業界裏話
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