妖怪五人亭
誰でも聞き間違いや知らずに聴き流していることなど1つはあるのではないでしょうか。
馬の名前
私は長い間、堺正章氏の「さらば恋人」の手出し
さよならと 書いた手紙
を
さよなら トーカイタテガミ
と、きっと競走馬の名馬のことを歌っているのだと思っていました。
米朝
ある日、米朝問題についてラジオのニュースで報じられていました。
家人が断片的に聞こえたらしく
「桂米朝? 米朝事務所がどうかしたの?」
という。
上方落語の話題なら平和なのだが…
きくぐみ
子供がほんの最近まで、幼稚園の「きくぐみ」のことを
「聞く組」
であると思っていたことが発覚しました。
なるほど、仕方ない。
まだ菊という花の存在を理解していなかったのだからね。
丸の内
なんともお恥ずかしい話なのですが、
椎名林檎の楽曲「丸ノ内サディスティック」を東京メトロ丸ノ内線のことだと今更ながら今日知りました。
リリース当初からやけに東京、御茶の水、銀座、後楽園、池袋と地名が登場するとは思っていたけれど、これまでそれが鉄道とリンクしているとは全く気づきもしませんでした。
1999年のリリースから20年以上経過して知ることになるとは。
妖怪五人亭
食事中に流れるラジオのニュースを耳にした子供が
妖怪が出たのかな?
5人?
と言い出しました。
オトナも集中してラジオを聴いておらず、何を言っているのかなかなか判らなかったのですが、
しばらくしてピースがハマるように判ったのです。
要介護認定
が
妖怪 5人 (てい)
妖怪五人亭
って、寄席で出て来そうじゃありません?
それともお店の屋号にでも。
なかなかよい名前に聞こえます。
さいごに
聞き間違いや聞き流していることが意外にあって、
それが判ると途端に嬉しいものです。
またその場に他者がいれば、場が和みます。
このようなことは、
音だけで、文字情報が無いという状況で、
前後の文脈も充分理解出来なかったような時に起こりやすいのかも知れません。
でも
それはそれで愉しいことを生みだしてくれるようです。
おしまい