家庭の食事はモンロー主義でいいじゃない
『モンロー主義』を覚えておいででしょうか。
モンロー主義(モンローしゅぎ、英: Monroe Doctrine)は、アメリカ合衆国がヨーロッパ諸国に対して、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸間の相互不干渉を提唱したことを指す。 Wikipedia
互いに干渉しないという方針のことでした。
最近のニュースにて
最近、夕飯に納豆と御飯という献立についてネット上で話題になったとの記事をみました。
そもそもは、納豆と御飯だけを出す家庭が周囲に多いことに驚いた方が、「自身はおかずや味噌汁を共に出したい」と述べたことに始まります。
それに対して、時間が限られている食事では仕方ない、とか、全食事が納豆と御飯なわけではないのでは、などの意見や、
さらには
おにぎりだけだとか、
食が細いから
などと様々な意見が寄せられたようです。
もちろん、経済的側面も理由である可能性があります。
様々な事情
前出の「おかずと味噌汁つけます」さんは、栄養バランスを考えてのことで、それは確かにその通り、立派なお考えだと思います。
納豆と御飯では、タンパク質と炭水化物が得られますが、野菜が足りないという点は納得出来ます。
しかしながら相手には相手の事情というものがあります。
ただただ正論によって斬り込むのではなくてもよいのではないかと思うのです。
我が家の場合
我が家の場合でも、常に食事は時間との闘いです。
とくに出発時間が決まっている朝などは戦争のようです。
どうにか送り出せるようにとやきもきしながら食べるように誘導する親に対して、
ここまで徹底していれば立派というほど、マイペースを貫き、のんびり食べようとする子。
なるだけ準備した品目を食べるように応援していますが、食が細いというか、とてもゆっくりと食べるので、残さざるを得なくなることもしばしばです。
ゆっくり食べるのは、消化吸収の効率、消化器官への負担軽減にはなりますが、「決められた時間内に食べる」ということを今は到達目標に掲げたいところ。
食卓の風景は十人十色
食事の時間は、一言も話さないという家庭もあるでしょうし、
TVを観ながらという家庭もあるでしょう。
家族の会話を重視したいというのが我が家のコンセプトではあるのですが、
先日も記事にて御紹介したように話すことに夢中になる我が子は食事が止まってしまうこともあり、そこのバランスが難しいです。
という風に、様々な状況によって、食卓の風景はまったく異なります。
食事内容も十人十色
食事の内容も様々であることも然り。
献立構成は、それぞれの事情、ポリシーなどが組み合わさった結果です。
自分自身がどのような考えに基づいて食事を供していたとしても、家庭内で行うことであれば、それは自由。
しかし他所の食事にとやかくいうことは、それが事情も察することなくであるならば、いささか横暴といえるのではないでしょうか。
おわりに
いろんな意見を述べられる時代になり、それによって考えさせられることもありますし、学ばされることもあります。
持論を述べるのも結構。
でも、とどのつまり、
それぞれの家庭の食事については、不干渉で行きましょうではありませんか。
モンロー主義で。
おしまい
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