『ひとくちきなこ玉』が召還した記憶
週末の昼下がり。
近所の公園で子供と遊んでいると喉が乾いたのですぐ近くのローソンへ向かいました。
子供へと欲するドリンクを買い与え、自身もカップのコーヒーを飲むことにしました。
公園のベンチに腰掛けて一服しようとすると、
家人が差し出した見慣れない小袋がありました。
それは『ひとくちきなこ玉』というお菓子でした。
珍しいなぁと思いみて、口に放り込むと、
昔の記憶がフラッシュバックのように蘇って来ました。
駄菓子屋にて。
子供の頃足繁く通った駄菓子屋。
腹すかせた私が限られたお小遣いでよく買っていたのは、一個10円のきな粉餅でした。
爪楊枝が刺さったキャラメル大の餅は、楊枝の先端が赤く塗られているともう一個続けて食べることが出来るというクジがついているものでした。
餅自体が美味しいことに加えて、運だめしこ要素が入っており、私のみならず周囲の子供達にも大変人気のあるお菓子でした。
ある時、連続して当たりが続き、記憶が正確ならたしか11個食べた覚えがあります。
そのときばかりは少々食べ過ぎた思いもあり、この運を分散出来ればいいのにと思ったものです。
公園のベンチにて。
再び現代の公園のベンチです。
口にしたきなこ玉の香り、食感、味が子供時代のきな粉餅とそっくりでしたが、楽しかった思い出も手伝ってか、というわけでもなくオトナになった今食べても正直に美味しく感じました。
さらに当時は不可能だった、コーヒーとのマリアージュを楽しむことが出来、またこれが抜群に合うことはオトナになってからの発見でした。
年齢を重ねたので、裏面の成分表なぞを見るようにもなって参りました。
脂質が少なくてヘルシーと思ったのが、さらにきなこ玉の評価を上げました。
偶然の出逢い
今回は、数日前にお腹の調子悪かった子供のために、回復したものの好物のチョコなどは脂質が多く胃腸に負担が大きいことから家人が選んだおやつがこの『きなこ玉』でした。
私だけで店は向かうと決して目にすることがなかったと思います。
おわりに
少し小腹が空いた時に食べるのに最適です。
原材料もシンプルで優秀な食品だと思います。
おしまい
最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。