『應』の威力
ふとした時に個人的に感じていたことを記してみようと思います。
慶應大学
『慶應大学』
誰もが知る名門。正しくは『慶應義塾大学』
『塾』とつくことからも長は学長ではなく『塾長』と称せられます。
この慶應大学は「慶『応』大学」とメディアなどでは報じられますが、「慶『應』大学」と記されると、俄然威力があるように感じるのは私だけでしょうか。
服部 幸應
こちらも有名な方で、服部先生こと
『服部幸應(はっとりゆきお)』さんは、
料理評論家で教育者。
学校法人服部学園理事長および服部栄養専門学校校長としても知られています。
この服部先生、いつもお馴染みのコスチュームを身につけ、『食の権威』たる威厳が漂っていますが、お名前の『幸應』の『應』の字がさらにその存在感を強めていると感じます。
『応』と『應』
『応』は、「常用漢字表」に掲載されており、現在広く用いられている「通用字体」と言われる字体です。
一方の『應』は『応』の「旧字体」と言われます。
そのような事情からもNHKなどは『慶応大学』と記すようですが、それには批判も生じているようです。
おわりに
文字の持つ固有のイメージや威力というものは誰しもそれぞれお持ちのことと思います。
私のなかで感じている文字の印象の一端、今日は『應』についてでした。
おしまい
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