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40代情シス女子、残業体質から脱却する
残業が増える理由を整理してみる
これ、わりと大事でして。情シスってもともとタスクの多い部署ですからね。とくにこのDXやらIOTやら言われている時代に、仕事は増える要素こそあれ減る要素がないのですよ。
で、以前書いた記事がこちら。
で、あれこれやってまとまって残業を減らしたぞという記事がこちら。3本の連載でございます。
そして、もう少しタスクに踏み込んで書いてみよう。
情シス、割り込みが多いぞ
一番残業を増やすのがこれなんですよね。。。急な障害対応、サポートデスクのフォロー、経営陣からのオーダー…あれやこれやきりがありません。
特に厄介なのが障害対応で、大規模障害が発生したら「全部」止まったりしますよ。
それでも、日常は日常で動いていくわけです。
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情シスとしてはやってられないのである
大規模障害でも、その日の区切りを決めることが大切
これ、最近こうするようにしているのですが、大規模障害だから徹夜で対応します!とか、事業会社の情シスだともたないんですよ。
さすがにこんな日に定時に帰るとかっていうことはないですが、この事象のときにも22時には帰宅しています。
20時から打ち合わせして、21時まで会議して、22時までに区切りをつけて夜間作業があるベンダさんだけ残して解散。
大切なのは、業務の区切りと分担すること
これちゃんと理由があって、ベンダに渡してしまったら情シス側のタスクは報告とかユーザ説明・業務調整とかになるわけですが、これは朝一番からやらなきゃならん。
で「対応した人が説明もしなければよくわからない」みたいな状況をつくってしまうからいけないのであって、夜の作業者には何を報告してほしいのかを決めておいて、その内容を見て朝の人が業務調整や報告をすればよいのです。
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こういった数日にわたる作業の場合、マネージャーは
「休ませる」ことも意識しないといけないのだ
このあたりの分担とかは、この「システム障害対応の教科書」で学びましたが、理屈としてはとてもわかりやすいけれど、実際にやるのはなかなか大変なので、訓練してみることをお勧めします。
すべてが中途半端になるなら、優先順位を付けて止めてしまえ
いちばんよくないのが、ぐだぐだぐだぐだ議論だけを続けることでして。
そういった状況が続くくらいなら、いっそ止めてしまったほうがよいというのが私の考えです。
わりとバッサリ止めますよ。
会議している時間があったら意思決定しやがれ。
ユーザとの「ゆるい関係性」を築いておくと、情シスの仕事は楽になれる
そして最後にこれですね。「緩い関係性」大事。チョー大事。
これができると、むやみに怒らなくなります。ちなみに仕事でかっとなって怒るのっていいことないですからね。アンガーマネジメントできないと社会人として一定以上に行くのは難しい。
カッとなる上司とかいるけれど、そんな上司を手本にしたくないしね。
ということであれこれ書きましたが、結構仕事って「型」にできるので、うまいこと「型」にはめてバージョンアップしていくことが大事だろうと思います。
とくに保守は意外に仕事として大きいので、保守に振り回されないようにすることが昇進のコツだったりします。
おしまい。