言葉を引き出すのも、マネージャーの役目。
議論は尽くせていますか?
今、基幹システム刷新のPJの一つに携わっていますが、その中の議論で気を付けているのがここです。
フロントの機能であればユーザ側はモノがいいやすいんですが、裏側のバッチ処理的なものの要件とかって、なかなか口が出しづらい。
過去の開発では結構そこはベンダーに丸投げだったりして「わきゃー」とかなったりしてたんですけど、そういったわけにはいかないもんで、情シス側であれやこれや「たたき台」を考えてプレゼンさせて、それを説明しながらディスカッションしています。
で、最初のうちはこれが盛り上がらなくてね。困りました。
対面会議を併用した
まずこれです。週2回のうち1回は原則全員出社にしました。
私はおなじみのメンバーなんですが、ともかくメンバーはそもそも顔も知らない人たちが多かったですからね。週2回のうち1回はリモートから対面に切り替えてやれと。
で、ユーザ側は対面かMeetかは選んでいただく。
これで顔が見えて安心して話せるようになり、議論が活性化しました。
情シス側の事前準備で役割を見直した
これはまあ、あれやこれややったんですけどね。
セッションの前日朝に15分MTGをやって、ここで当日の進行や役割を見直しています。
で、もう少し内部でもんだ方がよいものは、内容によってはアジェンダから外して、議論した方が良い部分にアジェンダを入れ替えたりしてね。
マネージャーは、進行役から議論のサポート役へ
今回のプロジェクトでは私がPMを拝命しているわけですが、最初のうちはメンバーもうまく動けなかったりして、私が進行していました。
でもすると、私以外の人が話さない事象が発生(´;ω;`)
なので、細かい内容ごとにメンバーに分担して、話す内容を前日の進捗MTGで軽く説明させて、私の方ではその内容を見て当日フォロー役にまわるということをしています。
議論がちゃんと尽くせているかとか、ペースが速すぎないかとか、そういうことを見てます。
議論で、意見を聞きたい人にはあれやこれや直接指名して業務影響や考えを聞いたり、いろいろやってますが、自分があれこれ話さないようにする方が進行が良く見えるので、議論は盛り上がるということに気づきました。
ちょっとしたことで会議は生産的になるんだなと。
「すごい会議」って一時期流行りましたよね。ただこのあたり、やる人は結構準備が必要なので注意。
そして今やっているのがこれ。進捗定例は15分なら15分。他にアジェンダを混ぜようとする話が出たら「じゃあ、私は15分で抜けるんで」とやって、そこで区切ってます。
そして、以前Meetingについても書きましたが、やたらめったら長い会議は最近やめています。
30分で決めるつもりでやると、意外に決まる。
おしまい。
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