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40代情シス女子マネージャー、部下との関係性の変化を振り返る

新米マネージャー時代の苦しみ

 新米マネージャーだった時代は、とにかく年上の部下の扱いに悩んでおりました。

 ここで書いたような事件も経験したしね。
 まあ、ミッションもって着任したのだから、致し方なし。

 しかし、今思うと、もっといろいろやれたのではないかと思うのです。

このころは、割と日々悩んでいて、
ストレスの解消法もないまま悶々としていました

人に合わせた接し方・話し方をすることで、楽になった

 これは、ある時ふと思ったのです。

 まあ、人って多種多様で思うようになんてならないわけですよ。
 この基本がわかってなかったのかなあと思うのです。

 なので、それぞれのスタイルに合わせて部下を指導したり、育成の必要なんてない人は、どう付き合うかを考えるといった接し方を変えていくことで、それぞれとの関係性ができていきました。

 そのなかではこの本に大変お世話になりました。言い方とか振る舞いとかね。

 ちなみに現在はKindleUnlimitedに入っている方は無料で読めますので、興味のある方はぜひどうぞ(2023年6月10日現在)。

自分自身のマネジメントを考えるようになったら、部下とのやりとりにも力が抜けてきた

 まあとにかく情シスマネージャーって高ストレスなんですよ。ついつい、それを部下にそのままぶつけがちだなってことに気づきました。

 部下にストレスをぶつけるって、やっちゃアカンヤツです。絶対。

私の場合、怒鳴りつけたりしないのですが、
イライラしているのが伝わったりせっかちになって
人に気を遣わせてしまうタイプ。
ダメ、絶対。

 完璧主義を捨てたのもでかいと思います。

 板挟みになってたいへんだったけど、そもそもの課題が大きすぎるなら
 それを全部部下に負わせるのもおかしいし、
 マネージャーが全部抱え込むのもおかしいんですよねえ。

なんか、ラフな付き合いになってきた

 で、なんだかあーだこーだやっているうちに、こんなスタイルに落ち着きました。

・部下自身で考えてほしい課題があったら、うんうん悩む前に「どうしよっか」とチーム内で考える
・あとは、いくつかの案に絞り込まれたら、その場で上司も含めていったん結論を出す
・誰がやるかみたいな話は、手が上がることもあれば、マネージャーから指名することもある

 その中で気づいたのは「意外にみんなボールを持たせると現実案で考えてくれる」ってこと。

思わぬ突破案が出てくることってよくあると思う
で、突破するのは意外に若手の一社員だったり、
老練さを持ったおじさんが人脈で何とかすることだってある

 こっちが「無理だろう」みたいなことを考えていても、意外に「いや、こうすれば大丈夫だと思う」みたいなことを言ってくれるので、技術面とか、担当者がわからないみたいなものは横のつながりで意外に解決してくれたりします。

 さらに、それで議論を経て「いやー無理じゃね」みたいな話や「これやるなら別のタスクを減らさないと」みたいな話になると、それはマネージャーの出番になるわけですが、そこまで行きつくタスクは限定的ですし、整理もされているので取り回しがしやすい。

 こういうコミュニケーションをチーム内でできることが大事なのかなって思ってます。

 まあ、理想の組織には遠いのかもしれませんが。。。
 本音を言い合える組織って大事だなって思ってます。

 おしまい。







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