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【特に部下がいる人必見】人の話を最後まで聞けない理由と対策

Hi みなさんこんにちは!
元経営コンサルで19億円売り上げていたコミュニケーションコーチぴょんです。

今日は私がよく部下を持ったクライアントから相談される「なぜ人の話を最後まで聞けないのか」その理由と「人の話を最後まで聞くためにできること」について説明します。

話すのが苦手な方も最後まで人の話を聞けるようになると、あの人はいつでも話を聞いてくれると好かれるので、口下手さんもぜひ参考にしてください。

人の話を最後まで聞けない理由

1.思考のスピードは話すスピードよりも断然に早い

人は1分間に100から170単語を話すことができますが、反対に聞くことができる単語数は600から800単語と言われています。
つまり私たちの脳は相手の話を聞きながらも、その情報を処理しながらさらに自分の思考を深めることもできます。そのため、誰かがゆっくり話しているときに、私たちの脳は次の展開や自分の意見を考え始めてしまいます。
その結果、相手が話終わる前に、きっとこういう考えなんだろうなと思い、話に割り込んでしまったり、私はこう思うと言う意見を言いたくなってしまったりします。

2.自分の意見を言いたい欲求が強い

そもそも人間は誰でも自分の意見や考えを共有したいと言う欲求を持っています。特に話上手だと思っている人は、自分に自信があったりして、自分の意見が他の人の役に立つと思っていることが多くあります。
だからこそ、相手の話を聞きながらよくアドバイスをしてしまったり結論が見えたと思い込んで、「最後まで言わなくてもわかったよ。こうだよね」みたいな形で相手の話を途絶えてしまったりすることがあります。

3.集中力が途切れやすい

私たちの脳はある程度の時間が経つと集中力が切れてしまうことがあります。特に長い話や、自分があまり触れていない複雑な内容だと集中力を保つのがとても難しくなります。人の話を聞くときの集中力はランニングするときに必要な集中力のようなイメージです。ランニングし始めた時は、走ることに集中できても、疲れてくると「きついな」とかそういう気持ちが浮かんでくると思います。そのように人の話を聞くと言うのは非常に難しいことです。
そのため、最初はしっかり聞いていても途中で遮りたくなったり、適当に返事をしてしまいます。

話しを最後まで聞けないことで起こる弊害

特に上司と部下という関係だと、上司は部下以上に経験があるため部下に1言われたら10想像できることもあると思います。
しかし、部下はあなたではないので、あなたが想像できたことが部下の伝えたいことだったかわかりません。さらに、上司が部下の話を遮って話してくれたことが、本来伝えたかったことと異なった場合「そうではなくて…」と部下が言うのはかなり勇気が必要です。もし最後まで聞かないことによってミスコミュニケーションが起これば、思いもしない損失を出してしまったり、部下が会社を辞めちゃうなんてこともあり得ます。

最後まで話を聞くために出来ること

1.意識的に相手に集中する練習をする

聞く言葉を上達させるためには、意識的に相手に集中する練習が必要です。まずは相手の話を遮らず、最後まで聞くことを心がけましょう。相手の話に意識的に集中し、言葉だけではなく、表情やトーンなどの非言語的な要素にも注意を払うことです。
場合によっては、あなたの中でイメージしているものと相手が話している内容がずれている可能性もあるので、そんなときには質問をしたり、相手の言葉を繰り返したりすることで、自分が話に集中していることを確認できます。

2.集中できる環境を作る

人の話を聞くときには、外部からの雑音や他の作業を減らすことで、相手の話に集中しやすくなります。
具体的にはスマートフォンを触れられない場所に置いたり、静かに相手の話を聞ける場所を選んだり会話中には他の作業しないなどすることで、相手の話に集中をすることができます。
特に仕事中は忙しく、誰かが話してきているときでもパソコンから目を離せなかったり、メールを打ち続けていることがあるかもしれません。誰かが話しかけてきたら、手を休めて、目は話している人に向けましょう。

最後に

いかがでしたか?
聞く能力は後天的に発達させることが可能です!
ある調査によると78%のマネージャーが効く能力が必要だと思っているそうです。ところが実際に効くためのトレーニングを受けているのは約2%しかいません。
つまり、今読んだことを意識してコミュニケーションをとれば、必然的に上位2%入りです!!

まずは今日お伝えした内容をぜひ意識して話を聞いてみてください!

個別で相談したいことなどあればコメントはもちろん、インスタグラムのDMも開放しているのでぜひお気軽にご連絡ください。


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