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春眠暁を覚える…

四十肩になりました。正確に言えば六十肩です。50代なら五十肩、症状はみなほぼ同じです。

何が大変かというと寝ている時で、寝返りの時に痛くて目が覚めます。

原因は肩関節周囲の組織が炎症を起こすことらしいですが、そう簡単に治るものではないそうで、毎日が憂鬱です。

リハビリに行くのもいいのでしょうが、何しろ年間医療費が他の病気の通院でかなりかかるので、我慢しています。

そもそも身体中が毎日どこか悲鳴をあげている状態で、調子のいい日がありません。ある日起きると強烈なめまいがしたり、立ちくらみもしょっちゅうです。まあ、これらは同年代の人共通の悩みだと思います。

こんなことが、どんどん重なっていくことが老化なんでしょうね。今一番望んでいることは見た目はどうでも良いので、二十歳の頃の身体に戻ることです。あくびをして筋肉を痛めることはないし、それになんといっても沢山寝られましたからね。

二十歳の頃、徹夜麻雀で朝帰りして寝たら夕方目が覚めたけど、それが翌日の夕方だったという、嘘みたいな寝方ができていました。

孟浩然の漢詩「春暁」の一節、「春眠暁を覚えず」は有名ですが、今や「春眠暁を毎日知っています」です。もちろん肩が痛くなくなっても「睡眠暁を覚える」で変わりはないと思いますが。





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平石秀紀
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