3年目になりました。
社会人1年目の春、いろんな気持ちに襲われてブログを更新したのも懐かしく、気づいたら3年目になっていました。
4月から異動になり、これまでの2年間と異なる事務所で異なる業務を担当することになりました。
「どうだった?」と聞かれると「楽しかった」です。でも、ひとつひとつ思い返すと全然楽しいだけではなかったです。特に2年目は、「辞める」以外の道が見えなくなった日もありました。が、なんとか続けられています。節目として、2年間をふりかえってみます。
1年目。多くの友達に恵まれ、私という人間を無条件に受け入れてもらえる場所だった大学から、一歩出ると、そこは混沌の場所でした。いろんな人がいました。びっくりしました。そして、とにかくよく泣いていました。何が怖くて、何が不安かもわからないまま、毎日夜になると、涙が止まらなかったのを覚えています。知らないことばかりで、努力すべき方向がわからなかったのかな。多分。
2年目。後輩ができました。教育担当に任命され、業務を手取り足とり教える日々でした。と書くと、すごそうに聞こえますが、私の先輩としての能力はあまりなく、どんな風に接して、どんな風に教えるのが正解かすらわからないまま、後輩は自らの力でこつこつと成長してくれました。感謝。
そんな時に、私はいろんな想いに襲われることになりました。いろんな人がいます。(後輩の教育担当になったからかはわかりませんが、)業務に追われるよりも、少し離れて物事を見る時間を持つようになると、いろんな声が気になるようになりました。
そもそも気にしすぎる性格でした。大人になってからは、他者からの視線という莫大な不安に対して、自信で盾を作り、己を守ってきた訳ですが、後輩の教育にすら正解がわからないまま事務所にいると、どんどん何もかもわからなくなってきてしまいました。そうすると、たちまち私の脆弱な自信の盾は、ボロボロと崩れてしまっていました。(時を経て、立て直したので、今は大丈夫です。)
働くって本当に何だろうと思います。人間として、それぞれ根底の価値観が合わずとも、足並みを揃えて何を成し遂げながら、時間を共に過ごす必要がある人の集まりです。誰が私をどう思っているだとか、そんなつまらないことを考えていたら一生強くなれないのだろうな。
すべての人から好かれることよりも、信頼できる特定の誰かから同じように信頼してもらえる、これが会社における最高の人間関係なのかなと、今は思います。その他の声にはしっかりと耳をふさぐ力、もしくは、跳ね除けられるだけの自信を身につける。今の私にはそれが足りていないです。
そんな2年間でした。今年はどんな1年になるかな。🌸
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