【Vol.22】できた!お金ができた!

こんにちは。NORIです。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。

私の過去の投資歴について書いてきましたが
さて、話を戻します。

銀行残高10万円。
借金(住宅ローン)もあるにもかかわらず
セブ島へ3ヶ月間、無給のインターン留学に
出かけようとしている私は、
お金のやりくりを考える必要がありました。
当時はたくさんの人に言われたものです。

「ちゃんとお金を貯めていたから行けるんだね、すごいね」と。

これを読んでいるあなたには
もうおわかりだと思いますが
私は「お金があったから」行けるわけではないのです。
お金はないけれど「行くことを決めたから」行けるのです。

いよいよ、お金の課題をクリアしていきます。

私はその夏のボーナスの一部を
前回ご説明したレンディング事業に預け
残りのお金は遣わずにとってありました。

さらには9月(私の出発の前月)に
セブ島から一時帰国した息子が
「これ、借りていたお金」と言って
16万円ほどのお金を返済してくれたのです。

またAirbnb(注6)で自宅を旅行客に貸し、
初めてのゲストを迎えることで3万円余のお金が
口座に振り込まれることになりました。

銀行残高10万円
ボーナスからの繰り入れ10万円
息子からの返済16万円
Airbnbの収入3万円。

これで少し、まとまったお金になってきました。
どうにか3ヶ月間の日本での固定費
(住宅ローン・リゾート用シェアハウスの返済・
生命保険・カードの支払い)
は賄えそうです。

いよいよ希望が見えてきました!

最後の問題は、私がセブで必要な生活費です。

これについても奇跡が起こりました。

フィリピン不動産会社の彼女が、なんとなんと!
前回の渡航で余ったという7000ペソ(約18000円弱)ものお金を
私にくれたのです。
物価の安いフィリピンでは大金です。
私は、
「もしかしたらこのお金だけで3ヶ月暮らせるのではないか?」
と思ったほどです。

さらなるグッドニュースはやはり息子。
息子に貸していたお金は本来
16万円ではなく20万円でした。
だけど息子は、友達のお金を立て替えたため
私への返済が4万円が不足しており
日本円で返す代わりに
私がセブに行った際ペソで返してくれるというのです。

4万円。

もちろん、優雅なホテルや高級なレストランに行けば
あっという間になくなってしまう金額でしょうけど
そんな遊びをするつもりなど
はなからない私には十分なお金に思えました。



3ヶ月間の固定費、できた!
フィリピンでの生活費、できた!

あとは私が帰国したあと
収入を得られるようになるまでの
わずかな生活費があれば上がり!

ここまで来れたことは不思議な感覚でした。
まるで私のことではないかのようでした。
でも念入りに計算をし
必要なお金を各銀行に振り分け
自動引き落としに耐えられる状態にし終わったとき
なんとも言えない喜びがこみあげてきたのです。

この喜びに浸っている時、またひとつのことに気づきました。
私がフィリピンにいる間にS社の償還日がやってくること。
元金は再投資するけれども利息は受け取ることができます。
その額およそ40万円。

上がった。
どうにかお金の目処がたった。これで心置きなくセブ島に行ける。
この時の喜びはひとしおでした。

(注6)Airbnb(通称エアビー)
アメリカ発祥の民泊サービス。
2015年当時、日本には規制がなく
気軽にゲストを受け入れることができました。

明日に続きます。

夢を、夢のままでは終わらせない
お金もじぶんも育て「わたし資産」をつくりましょう

山形 則子
Ms.NORI

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