褒められたい
いったいいつまで家族の話してるんだ。
と自分でも辟易するが、
また心に浮かぶよしなしごとを
そこはかとなく書きつくろうとおもふ。
うちの実家は、褒めない。
褒めるのが気恥ずかしいのか、
照れ隠しのようにディスる。
そもそも人を褒めるポイントが
どこなのか分かってないのだろう。
今日みたいに、ラジオに出た後とか。
すぐ思いつくのは舞台を主演した後とか。
何かしたあと、それに対するフィードバックが。
「よくがんばってたと思うよ」
これは唯一記憶にある。
この言葉、なんか、
「がんばりましょう」のはんこに
近いものを感じるのは私の被害妄想だろうか?
努力は認める。が、クオリティに対して
特筆すべきことはない=特に良いところはない。
のように聞こえる。
これを繰り返すと、
なんか大きな挑戦をした後に
「大丈夫だったかな?調子乗りすぎたように見えてないかな。変なこと言ってないかな。上手くやれたのかな。」
とエンドレス不安におそわれる。
義母は、褒めてくれる。
お母さんだ。それが有難いことだと心から思える。
期待はもうしてないけど、
あることによって、ないことが浮き彫りになる。
今日は少し、泣いてしまった。