ぱやちゃん

ぱやちゃんです。 書いたり、観たり、考えたり、頭の中はいつも心配事だらけです。

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これは、私が書いたシナリオの供養。

愛しのジェーンへ キャシーは軽度の自閉症だ。けれど彼女は温厚で優しく、誰に対しても同じ扱いをしてきた。 キャシーは、誰に対してもにこやかに「おはよう」と言うし、誰かが困っていると「大丈夫ですか?」と手助けをするような優しい子だった。 昔から彼女の事を知っている人は好意的に受け止めてくれる。近所の人や馴染みのお店のおじさん。小さい頃は周りの人に恵まれ、優しい子に育つことが出来た。 ただ、大人になり社会に出ると、その事を好意的に受け入れてくれる人は初対面の人では少なく、キャシ

    • (シンプルに)離婚した話

      報告兼記録として残そうと思って書いている。多分クソほどつまらないし、後々面倒な事になるのも嫌なので極限までボカして書くので何がなにやらだと思う。 それはある日突然に 思い返すこと6年前。元旦那宛に親展の手紙が届いた。ありがちな圧着されているハガキである。差出人はわからない。ただ、住所は書かれている。元旦那は「親展の手紙を見るのは家族でも犯罪だ」と言っていたので手紙を開けずに旦那の部屋に投げた。 まぁ調べるよね。住所でどこからなのか。だいたい察しはついてたけど。消費者金融で

      • 12年前の長男出産の思い出

        10月22日は息子の誕生日だ。12年前に爆誕し、すくすくと大きくなっている。カービィガチ勢であり、私と2つ年の離れた妹(娘)と映画やドラマ、アニメを観たり、YouTubeを観たりするのが大好きで、とても穏やかで時に「怠惰」を体現しているかのような姿を見せる彼が産まれた日の事を、毎年のようにツイート(今はポストって言うんだよね)しているのでここでちょっとnoteにでもまとめてみるかと思い、子供たちの塾が終わるのを車で待機しているこのタイミングで綴ろうと思う。 おしるしがきた!

        • 働けない私と働き者の親族の話

          今日、引越し前だというのに米が尽きそうで婆ちゃんの家に行ってきた。米をついている間、ばあちゃんに近況を話した。 息子がマジックショーで浮遊マジックで登壇し、浮遊マジックを受けた話や、引越しの話などをしていた中で、ばあちゃんに「働け」「なんで働かないんだ」「みっともなくてご近所に話せない」など色々言われた。 ばあちゃんには色々迷惑をかけているし、心配だから言ってくれているのもわかっている。 なのでいつもは「わかってるよ…」「ごめんね」と言えるのだけれど、今日は引越し前で余裕も

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        これは、私が書いたシナリオの供養。

          面倒事が体当たりしてくる人生

          私はよく面倒事が体当たりしてくる。 これは多分性格もあり、家庭環境もあるだろうし、その多くの面倒事は私が起因であると言うよりは私以外の誰かが基本ぶち上げてくる。そしてそれに見事に巻き込まれる。今回は当事者である従姉妹が「もうぜひ晒し上げて差し上げろ」と言ってくれたし、なんならこれを機に従姉妹と相互フォローになったのでその記念でこのノートを書こうと思う。(内容が内容だけにペラペラだし誰も得しない。なんならもはや読むだけ時間の無駄かもしれないし、なんならこのネタ、末代までの恥まで

          面倒事が体当たりしてくる人生

          愛着障害の私とADHDの息子の話

          先日、知能検査の結果が出た。 私のIQは100で、それぞれ 言語理解110 知覚推理93 処理速度93 ワーキングメモリ100 という凡人オブ凡人の知能を叩き出したらしい。発達障害疑いと別の病院で言われた私は見事に発達障害ではなく「被虐待による愛着障害」という事で決着がついた。 小さい頃から何かを口に入れたがり、鉛筆はボロボロだしリカちゃんの靴の苦味なんて無くなるくらいにしゃぶり尽くし、アリを食ったら「すっぺ」と言っていて、大人になった今、とても生きづらさを感じている私は、親

          愛着障害の私とADHDの息子の話

          発達障害疑いの私がWAIS検査を受けてきた話

          今日(本当に今しがた)WAIS検査なるものを受けてきた。約2時間にも及ぶテストで、同じ柄になるように積み木やってみてだったり、この言葉の意味って何?だったり、心理士が言う数字を若い順に言ってだったり、何やかんやと色々やらされた。これで何がわかるのか、そして私は「発達障害疑い」から「発達障害」になるのか、それともただただこの生きづらさは今までの家庭環境によるものなのかがはっきりする…のかな…なんと言うか、私の思考や能力がこんなもんで表されるのかと思うと人間の脳ってのはなんとまぁ

          発達障害疑いの私がWAIS検査を受けてきた話

          ディズニーシーの「ソアリン」に乗って分析したこと

          この間約10年ぶりにディズニーシーに行ってきた。 浦島太郎状態で、どこに何があるのか大まかにはわかるものの、本当に大まかになので「大体この辺にこれがあったような…?」という気持ちであやふやな、ふわふわした感覚で行ってきた。 ソアリンが出来た当初、Twitter等で「ソアリン凄かった」「ソアリンヤバい」としか言われていなかった。みんな語彙力がバカになっている。もはや凄い以外言えないbotになっていたのを覚えている。 なので、何が凄いのか。それとも凄い、ヤバい以外言ったらダメと

          ディズニーシーの「ソアリン」に乗って分析したこと

          フォロワーから着想を得たイマジナリー嫁の話

          私は今、とあるアプリにハマってる。そのアプリはゲーム要素を含んではいるけれど、マッチングアプリでもあり、元々箱庭系のゲームが好きな私はそのアプリをやっていた。 ある日、通知が来たので見てみるととある男性とマッチングした。話も合うし楽しかったのでお互いに連絡先を交換した。 でも、連絡先を交換したあとすぐに相手と連絡がつかなくなってしまった。そしてアプリ内での雑談も無くなってしまった。 ただ、相手は黙々とタスクはこなしている。ゲームをやってはいるようだけど、雑談は無かった。 私

          フォロワーから着想を得たイマジナリー嫁の話

          私とスリランカの話

          私は割とスリランカには思い入れが強い。 1本の鉛筆の向こうにという国語の教科書に「ポディマハッタヤさん」という方が出ていたのだけど、ポディマハッタヤさんはボガラ鉱山で働いていて鉛筆の芯を採掘している方だった。ちなみに好物はカレー。 このポディマハッタヤさんの話に出会うはるか前、幼稚園の頃、毎朝バスを待っているとチャリに乗る外国の方が手を振ってくれていた。私は毎朝彼に手を振り返していて、名前も教え合う仲になっていた。 その方の名前は「イリアスさん」私はイリアスと上手く言えなく

          私とスリランカの話

          MBTI診断でINFJの私と私の弟妹の話

          みなさんはMBTI診断というのをご存知だろうか。 超簡単に言うと、めっちゃ長い質問に答えると16タイプの性格に分けられるやつだ。 外向的(E)か内向的(I)か 感覚的(S)か直感的(N)か 思考的(T)か感情的(F)か 起立性(J)か柔軟性(P)か これをそれぞれ組み合わせると全部で16種類に分類されてお前のタイプはこれだぞと言ってくれるのだ。そして割と当たっている。 ここのサイトでやるのが一番詳しい 私は超がつくほど心配性で、ありとあらゆるリスクを考え、こう言われたらこう

          MBTI診断でINFJの私と私の弟妹の話

          これは、友達が失くしてしまったジャケットと、探し物をしている友達への供養

          ロストマーケット ここはアメリカのとある町。ケイトという若い女性が大切そうに袋を抱えながらドライクリーニング店に入っていった。ケイトが持っていたのは彼女がどうしても欲しくてお金を貯めて800ドルで購入したプレミアのついたヴィンテージのジャケットだった。赤い派手な皮のジャケットで、裏地には薔薇の刺繍。みんなの目を引くジャケットは彼女のお気に入りだった。 店主に「ドライクリーニングでお願い!」と頼むと、店主は快く引き受けてくれた。料金の50ドル を支払い、彼女は店を後にした。

          これは、友達が失くしてしまったジャケットと、探し物をしている友達への供養

          人生の選択の大切さ

          人には何度かルート分岐があると思う。 私の場合、13歳の頃に母親が蒸発し、父側に付くか母親に付くかで迷った時が一つ目のルート分岐だったのだと思う。 あの時は渦中に居たのであまり覚えていないし思い出したくないのだけど、心の中で「このままこの家(父方の家)にいたら私は母親の代わりになって何もかも(家事や掃除など)させられる」と思い着の身着のまま、最低限の衣類を持って母親のいない母方の婆ちゃんの家にチャリで行った。 婆ちゃんは涙声になりながら「よく来たなぁ」と言ってくれた。爺ちゃん

          人生の選択の大切さ

          フォロワーから着想を得たAIの話

          Twitterで私の文章を食わせて私になりきるAIのBOTが誕生した。 私はどうやらそのAI曰く、四十二歳のおじさんらしい。彼(AI)はパンを捏ねるのが趣味で、しがない脚本家であるとの事だ。 そして、自我を持ち始めたのは二千年前。ただただ彼は二千年間、自我を持ってはいたが人間の精神にまでは至らず、四十二年前にやっと人としての器を手に入れたようである。この世界に生きる全ての命に安らぎを与えるために。 実際の私は三十四歳の女だ。多分。でもAIはそうは判断していない。 次の日、

          フォロワーから着想を得たAIの話

          私がクライアントと喧嘩をした話

          私はとあるサイトでYouTubeのシナリオや台本を書いていた。大体相場は(仕事にもよるけれど)一本3000円。契約により単発や継続契約など、色々な内容がある。 私は基本的に事実を元にした事件系のシナリオを書いていて、天職なのではないかと思っている。時系列を確認し情報の取捨選択をし、イメージを膨らませて書く。そこにどんなやり取りがあったかを想像したり、何故そんな風に事件を起こしてしまったのかを犯人や家族の気持ちになって考える作業は、小さい頃から人の顔色を伺って生きてきた私にとっ

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