コロナの頃6:距離
久しぶりに遠出した。と言っても電車で1時間程。そして久しぶりの外での仕事。仕事の前にはこれも久々の神社詣で、東京大神宮。仕事の後はこの1か月今日のいつもとは違う街を思い切り歩いた。もう全然普通に人は歩いていて、ソーシャルディスタンスもどこへやら、だ。ただ、スーパー、ドラッグストア、コンビニに入ると足元には1mほどの距離を保つ足跡がナッジ(行動経済学)的促しで記され、それには皆さん従順に並んでいる。それを見るとやはりナッジってすごいなと思う。
高田馬場の駅前ビルの床面に、同様に足跡があった。しかしそれは最近よく見る距離ではなくかなり詰まったもので、目を上げるとそこは銀行ATM。最近ではなく昔からある足跡はこの時期となってはかなりの違和感に思える。ちょっと離れて足跡を見ていた。皆さんはこの足跡をこの状況でどう扱うのだろうか?・・・3分待ったが誰も並ばなかったので諦めた。まぁ、日曜だかな。
再び場所を移動した。やはり久しぶりの場所へ。駅から30分程歩いた。途中のスーパーは入場制限で入口に列をなしていた。夕暮れ。18時近くになり、そろそろ日の入りか?とスマホの天気予報で日の入りを調べたらあと40分も後だった。いつの間にか伸びていた。公園のベンチに座って少しずつ暗くなる空を眺めて待つ。それと合わせて家の明かりが灯る。それだけ。
世の中は自粛終了ムードだが、2週間後位どうなることやら。このわからない距離もどうしたものやら。困った。
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