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入社5年目までに知っておくと違いをだせる会社員になれるちょっとしたコツ㉒

1.TOSA先生@パラレルワーカー中小企業診断士
皆さま、こんにちは!TOSAです。6月に入りました。正式に梅雨入り、エアコンの除湿機能を使いはじめました。先日、家を購入する話をしましたが、エアコンを新規で購入します。今のエアコンには、自動清掃モードや結露防止のための内部クリーニングモードがついており、多機能なのに驚かされます。エアコンはダイキンなど大手メーカーが販売しているものと思っていましたが、機能を絞り価格を抑えたニトリやヤマダ電機ブランドのエアコンが販売されています。コンビニなどで販売されているプライベートブランドは食料品だけかと思いきや、家電業界にも広がっていますね。何歳になっても新しい発見が楽しい日々です!
 
2.仕事キャリアのメカニズム
前回、茶ップリン先生が3回の転職経験をお持ちとのことでした。私は、真逆で転職経験はなく、新卒で入社してから同じ会社に勤務して18年になります。途中で、会社を辞めようと思ったことが3回あります。その時を振り返り、今日は仕事キャリアのメカニズムの話をしたいと思います。
 
3.1回目に転職を考えた時
 新卒で入社して3年が過ぎようとしていた時でした。仕事上でなかなか思った成果が出せず、営業職を不向きと感じて過ごしていました。自分は勉強するのは好きな方なので、研究者の道を志し、以前から興味を持っていたアジアビジネスを研究している大学院を受験し、合格しました。辞意を伝え、翌年からは新しい生活だ、残りの期間頑張ろう!と思って仕事に勤しんでいたところ、不思議と成果が出始めて仕事が楽しくなっていきました。この時は、当時の上司に頭を下げて、そのまま会社に残ることになりました。後日談になりますが、退職の撤回が1日に遅かったら退職の手続きが完了していたとのことです。
 
4.2回目に転職を考えた時
 2回目は、9年目の時でした。新規開拓の大型プロジェクトに関り大変忙し日々を過ごし、翌日の準備のため、午前3時まで徹夜したこともあります。プロジェクトが一段落し、組織再編により、新しい部署へ異動と思いきや、昔、他の人に引き継いだ仕事をサポートすることとなりました。過去に担当していた取引先の社長から気に入られていたのが理由です。昔担当していた仕事は、他の人に引き継いで、当時仕事が順調に回っていたこともあり、自分の居場所はほとんどありませんでした。激務だったのとは裏腹に、半年間で、残業時間が2時間というような状況で時間を持て余すようになりました。この時、会社員生活が10年になろうこともあり、マーケティングや経営を勉強するために、中小企業診断士の勉強を始めました。このころから他の会社の人と接点が増え、転職エージェントを見始め社外に興味を持ち始めた時期でした。そうこうしているうちに、取引先からメキシコ向けの輸出の仕事を手伝ってほしいと持ち掛けられ、裏切れないと思って転職をあきらめました。
 
5.3回目に転職を考えた時
3回目は、15年目の時でした。この時、新規開拓のセクションに異動となった後に、大きなトラブルに巻き込まれ、営業成績が伸び悩みうまくいかなかった時期です。中小企業診断士試験合格後であり、40代以降の人生を考えていた時期でもありました。転職という選択肢も考えていましたが、日常の中で、中小企業診断士の資格を取締役に伝えていたところ、配慮いただき会社全般、経営全般を見る部署へ異動となりました。60歳を過ぎたのちに中小企業診断士として、独立を視野にいれている私にとって、経営の全般を見られる今の部署は、自分の力を発揮でき、経験を積める部署でよかったなと感じています。
 
6.過去を振り返って
過去3回の転職を考えた時期というのは、目の前の失敗やうまくいかないことで自己肯定感が下がった時期でした。過去3回の経験から悪い時の後には、必ず良い時期が来るこの繰り返しです。「良い時期はずっと続かないが、悪い時期もいつまでも続かない」この視野を持てるようになるまでに年数を要しました。
 
今でも、過去3回の時に転職していたらどのような人生だったのだろうと考えることもあります。今は、中小企業診断士となり、利害関係のない社外の人との接点が増えましたし、診断士活動を通じて自分の取り組んでいる何気ないことは他の人にとって価値があることに気が付きました。
 
副業やボランティア活動、サークル活動、オンラインサロンなど社外の人と交流を持ちやすくなった時代と思います。もし会社の仕事で悩んだら、社外の人と接点を持ってパラレルワークをしてみてはいかがですか。社外の人と接することで視野が広がり、現状の自分が冷静にみられるようになると思います。転職を決断するのはそれからでも遅くないと思います。今回は仕事キャリアのメカニズムの話をしました。どこかのタイミングで、一つの会社に勤めることのメリットとデメリットの話をしたいと思います。また、次回!

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