save me from myself ⑦2024/05/30 Praew Talk Ep.63

2022年8月の⑥LaDropeイベントから2年弱、久しぶりにタトゥーについて話をするインタビューを聞きました。

こちらの動画の22:20頃〜です。

เรื่องที่เป็นห่วงกันมากที่สุด お互いに一番気に掛けていること

<英語字幕>
What are you concerned about most for each other?
(Krist)
I just found out about another side of his life recently.
He doesn't usually talk and will not tell others about things that he considers not so good.
I always understood that P' Sing was very happy with life.
Content, happy, solo traveler.
But one day he said that there were times when he cried alone.
And the tattoo on his arm also reads “Save me from myself”.
I thought it was just a cool word, but he really meant it.
That shocked me.
I told him that I did not know about this even when we have been together for 10 years.
That he has to talk to me, no matter what the issue is.
Or he can tell his friends. Just keep posted.
So we can save you from yourself together.
Please give us permission to really save you from yourself.
This quite shocked me in the last month.
(Singto)
I felt like it was something... I had mild depression-like symptoms.
It wasn’t that serious or extreme, but the doctor gave me medicines.
I had zero clue about this.
It was a time when I encountered depression and mild panic attacks.
When Line notifications or text messages popped up on my phone, my heart would tremble and I didn't want to read them.
My emotion was unstable.
When I was alone, I would just cry out of the blue. Mood swings.
My spending was irregular, and everything was wrong.
I had to see the doctor. It was great that I have my close brothers with me at that time.
We are like blood brothers and they took me to see the doctor.
And they wouldn’t leave me at home alone.
They took me out with them for meals and stuffs.
If I wasn't working, they had to take me out somewhere.
Everyone was trying their best to help.
But eventually, when I returned home and was with myself before going to sleep, my feelings plummeted again.
It was a hard time.
After getting through that period, I decide to get a tattoo saying, “Save me from myself.”
I understand myself and I am more aware of my needs.
I saved myself.

Kristさんの言葉を英語字幕から翻訳します。

(英→日)
つい最近、彼の人生の別の側面を知りました。彼は普段あまり喋らないし、自分が良くないと思うことについては他人に話しません。僕はいつも、P' Sing が幸せに過ごしていると思っていました。満ち足りていて、幸せで、一人旅をしたりとかも。でもある日、彼は一人で泣く時もあると言ったんです。
そして、彼の腕のタトゥーには「Save me from myself」と書かれています。僕はただのかっこいい言葉だと思っていたけど、彼は真剣だったんです。それが僕にはショックでした。
僕たちは10年も一緒にいたのにこのことを知らなかったと彼に言いました。それから問題が何であれ、僕に話さなきゃって。もしくは友達に話すのでもいい。とにかく何かあったら教えて。そうすれば、僕たちは一緒にあなたをあなた自身から救うことができる。本当に僕たちにあなたをあなた自身から救わせてほしい。これが先月、僕がかなりショックだったことです。

Singtoさんの言葉については、タイ語で書き起こされた記事がありましたのでこちらから訳します。
(※見ながら聞いてみましたが、一言一句正確に書き起こされたものではなさそうです)

"สิงโต - ปราชญา เรืองโรจน์" มาคุยแบบเปิดใจกับ "Praew Talk" เล่าถึงสิ่งที่น่าเป็นห่วงของตัวเองในช่วงที่ผ่านมาว่า

"คล้ายๆ กับอาการซึมเศร้าอ่อนๆ ตอนนั้นที่คุยกับหมอไม่ได้หนักหนาถึงขั้นรุนแรง แต่ว่าก็ต้องกินยา เป็นช่วงที่ดิ่งมาก
เหมือนเป็นแพนิกอ่อนๆด้วยกับการที่เวลาไลน์เด้งหรือว่าแมสเสจในมือถือเด้ง
เราใจสั่น ไม่อยากจะเปิดอ่าน เป็นช่วงที่อารมณ์ตัวเองไม่มั่นคง เวลาอยู่กับตัวเองอยู่คนเดียว อยู่ๆ ร้องไห้ สวิงมากๆ เลย ใช้จ่ายผิดปกติ ทุกอย่างผิดปกติ เป็นช่วงที่พี่ๆ ที่อยู่รอบๆ ตัวที่สนิทกันมากๆ เป็นคนพาไปหาหมอ เขาก็ไม่ยอมให้เราอยู่บ้านเลย พาออกไปกินข้าว พาออกตลอดเวลา ถ้าไม่ทำงานก็คือออกตลอดเวลา ทุกคนช่วยเรานะ สุดท้ายพอเรากลับมาถึงบ้าน เราอยู่กับตัวเองก่อนนอน ก็ดิ่งอยู่ดี พอผ่านมาได้ก็เลยไปสัก save me from myself พอรู้สึกว่าตัวเองต้องการอะไร ก็เคลียร์ตัวเองจากอารมณ์นั้นได้ กว่าจะผ่านเรื่องนั้นมาได้ ก็คือต้องอยู่กับตัวเองให้ได้จริงๆ"

(泰→日)
「シントー・プラチャヤー・レァーンロード」は「Praew Talk」で自分自身の過去の心配事について正直に話をした。

「軽い鬱症状に似ていました。その時の医者との話では、重症ではないと。でも薬は飲まないといけないとのことでした。
とても落ち込んだ時期でした。軽いパニックのようになるんです。ラインの通知が来たときや携帯にメッセージの通知が来たときにです。動悸がして、開いて読みたくなかった。自分自身の感情が不安定な時期でした。自分一人だけでいると突然泣いたり、感情が大きく揺れたり、異常な買い物をしたり。すべてが異常でした。
その頃、周囲にとても親しいP'たちがいて、医者へ連れて行ってくれました。彼らは全然僕を家にいさせませんでした。食事をしに連れ出した。いつも連れ出されました。仕事がなければいつも外出。みんなが僕を助けてくれたんです。でも最終的には、家に帰り着くと、寝る前には自分自身しかいません。結局落ち込む。
それを乗り越えたときに『save me from myself』を刻みました。自分自身に何が必要なのかと考えたとき、その感情をクリアにできて、それを乗り越えることができました。つまり、必ず絶対に自分自身と共に生きなければならないということです」

このインタビューは雑誌にも載っています。

動画でタイ語で喋っていることとその英語字幕、それから雑誌の記事とで、どうも微妙に相違があるようです。

・Kristさんの最後のフレーズ「先月に」という下りは雑誌では記載がありません。
・Singtoさんの語り出しが雑誌では「誰にも言わなかったけれど、2,3年前に~」となっています。

これらの違いや時期への言及のために混乱が生じました。

①動画でのKristさんの「先月」という言葉 → このSingtoさんの鬱症状のあった時期がつい先月のことなのでは???

つい先月そんなに落ち込んでいたのだとしたら心配になってしまいます。そもそもリスニングができない上に早口で締めているので全く聞き取れない&雑誌には該当部分の記載がないので文字を参照することもできない。はっきりと判断ができないので、これについては思い切ってタイのSamoonさんにお尋ねしてみました。つい先月Singtoさんが落ち込んでいたのではなく、それをKristさんが知ったのが先月だということのようです。これまでも話してきているFriend Zoneの時期のことなので誤解して心配している日本のファンがいたら伝えてあげてねとのことでした。

②雑誌に記載のSingtoさんの「誰にも話していなかった」「2,3年前」という言葉 → Friend Zoneの時期以降のことなのでは???

このインタビューが2024年5月なので、2,3年前というと2021年5月~2022年5月頃ということになります。
Friend Zoneの2期放送が終わったのが2021年1月ですので、雑誌のSingtoさんの言葉を信じるならばこれまでのインタビュー等で語ってきたFriend Zoneの時期を過ぎてから再び鬱症状に陥っていたということになります。

でも、本当に言葉通り捉えたものだろうかと疑問に感じます。そもそも「誰にも話していなかった」と言いつつ、周囲の先輩たちに医者に連れて行かれたし助けてもらったと話しています。悩みを誰にも知られず誰にも頼れなかったわけではないのは明らかです。
また、「2,3年前」についていえば、これまでのインタビューで見てきた通りSingtoさんはその時期についてはその時々であやふやなコメントをしてきています。
この時期を乗り越えてタトゥーを入れた、という時系列に間違いがなければ、落ち込んでいた時期というのは少なくとも最初にタトゥーが目撃された2021年6月以前のことになります。

従って、このインタビューで語っているのもこれまでに聞いてきたFriend Zoneの時期の話ということでいいんじゃないかなという判断をしています。

いずれにしても、もうそんな風に苦しむことがありませんようにと願うばかりです。このインタビューでは、いつになく言葉に詰まりながら話しているようで聞いていて心苦しかったです。


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