0.2 秒の人生
理学博士である佐治晴夫さんのエッセイを読んだ。
その中で、138億年という宇宙の成り立ちを、1年という時間に置き換えた「宇宙カレンダー」について書かれた内容が、非常に興味深かった。
ビックバンが始まった138億年前を1月1日0時0分0秒とした場合、※現在は大晦日(12月31日)から来年に切り替わる瞬間だと言うのだ。
(※佐治さんの本の中での「現在」は、このエッセイが書かれた当時、2019年1月を指す)
この計算だと、1秒は宇宙の438年にあたり、人間の一生はたったの0.2秒、と言うことになる。
ほ乳類の誕生は12月26日。
最初の猿人誕生が12月31日 19時30分。
日本列島の形成が12月31日 21時08分。
現世の人類誕生が12月31日 23時52分。
さてさて、ここからは秒刻み!
仏陀の時代 12月31日 23時59分54秒。
イエスの時代 12月31日 23時59分56秒
科学の芽生え 12月31日 23時59分59秒!
うーむ。
すったもんだしている私の人生は、宇宙全体から見たら、たったの0.2秒とな❗️
この中で、他人と触れ合う時間を考えてみると、0.2秒の中のさらに・・・😳
違うスケールで考えると、全く別の見方ができる、という当たり前のことに、今更ながら驚く。
宇宙カレンダーで見たら、たったの0.2秒しかない私の人生。
さて、どんな風に生きようか?
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