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楽しみきる、という覚悟

毎日を「ごきげんさん」で生きたい。
ネガティブもポジティブも、自分の中で淡々と受け止めて、中庸でいたい。
何事にも執着せず、時には流れに身を任せながらも、押し流されることなく、自分の立ち位置をブレずに保っていたい。
海の中でユラユラと潮の流れに身を任せて、華麗なダンスを踊る海藻のように。
そしてその根っこは、海底にしっかりと根付いているのだ。

そんな風に生きたい、と思ったのは、いつからだろうか。
おそらく、会社員を辞める決心がついた頃から、少しずつ明確になっていったのかもしれない。

自分の生き方を変えてみると、まず、出会う人たちが変わった。
今まで出会うことのなかった人たちと、偶然という名の必然により、はたまたSNSという、二次元の距離を飛び越えるツールにより、住んでいる場所や職業、年齢、性別に関係なく、たくさんの出会いがあった。

そんな出会いからインスピレーションを受けて世に出した自分のアウトプットに、さらに引き寄せられるようにして新たな出会いがリンクしていく。

このあたりから、私は確信し始める。
自分の直感を、信じていいのだ、と。

そんなわたしの行く手を阻んできたのは、常にお金の問題だった。
やりたいことをやるためには、お金がかかる。
事業が軌道に乗るための生活費を削り、自分のやりたいことに投資するのは、今だって戸惑いも抵抗もある。

今もまた、羽田空港に向かう電車の中で、この記事を書きながら、旅へのワクワクと一緒に、罪悪感が頭をもたげる。

今日から3白4日の沖縄への旅。
今回は、仕事ゼロ。
決して経済的に余裕があるわけではない中で選んだ、自分の選択。

分不相応と言われても、頭がおかしいと言われても、もはや反論はできない。私は自分のワクワクのためだけに、大枚をはたいてこの旅を選んだのだから。

数年前なら、まず絶対にしない選択だっただろうと思う。わたしを突き動かしているのは、これを逃したら、絶対に後悔する、という直感だけ。

この旅も、最後まで実際に行けるかどうか、その境を彷徨っていた。
わたしの最近のやり方は、気になることは、まずはエントリー。それをしないと、全ては始まらないわけで。
その日を迎えるまで、あーだこーだ、わいのわいのと右往左往しながら、いつもギリギリのところで、最終決断を下す。

そして晴れて迎えた本日。
京急本線のホームにたたずみ、わたしの覚悟が決まる。

今、この場に立てたことに感謝。
笑顔で送り出してくれた家族に感謝。
あとは、思いっきり、4日間を全力で楽しみ、感じきるだけ。

そして今回、この旅のために仕事の調整は全て済ませた(実はあと一つだけ残っているが、それは空港で段取る予定😅)
今回は仕事の書き物はしない、と決めている。
沖縄の地で、ただ感じたことを、自分の言葉で綴りたい。

それでは、行ってきます😌









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パーソナルライターおくやま・ふみ
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