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2020年の女子事情

2020年。

コロナで世界が混乱する少し前に、2人の男女が出会った。

彼女は魅力的な女性。仕事もバリバリこなすキャリアウーマンだ。


出会いは合コンで。

それから2人は、コロナショックに巻き込まれてしまう。


デートに行けないので、

2人はオンラインという時代の産物を利用して仲を深めてきた。

オンライン飲み会。好きなタイプもお互い聞き合った。


そして、2人でやっとデートに行ける!

そんなタイミングでまさかの元カノ登場。

どうやら元カノがヨリを戻したいと言ってきているらしい。


その日、彼は彼女にこんなLINEを送った。

「実は、元カノに復縁しようと言われてて、迷ってる。」

「今週末のデートの時、相談させてほしい。」


その日は深夜の女子トーク。

彼女は、怒りと理解不能で鬼のスピードで話し続ける。

「聞いたら、もう1ヶ月くらい前から連絡とってるって言うわけ。」

「今までどの面下げてオンライン飲み会してたわけ?」

「まじ、意味わかんない。」


日曜日。

2人は水族館へデートに出かけた。

「私はあなたのこと良いなと思ってる。

 元カノのこともあると思うけど、私のことも真剣に考えてほしい。」

「ありがとう。でも、今はもう少し考える時間がほしい。」

「もちろん。ゆっくりでいいよ。」


デートの夜、彼からの連絡は来なかった。


2日後、待っても来ないので、彼女の方からお礼の連絡をした。

「この前はありがとう。ゆっくり考えてね。」

彼は言った。

「やっぱり、彼女ともう一度やり直してみるよ」と。



「私が背中押したみたいになっちゃったのよ。あのゲス野郎。」


電話越しに彼女は言った。
「3ヶ月間ずっと連絡を取り合って、3回目のデートって、、、そうなるってことだよね!?」

私は思った。

彼の噂はかねがね聞いていた。優しいし、誠実な人だとおもった。

けど、体の関係はないものの、彼女は彼に“心のやり逃げ“をされたのだ。

草食系の見た目と誠実そうな顔をして、やってることはチャラ男と同じ。

程の良いチャラ男にヤられてしまったのだ・・・。


女が強い時代へようこそ!

女が一歩下がって歩く時代は終わった。

深夜のスーパーには、割引シールのついたお惣菜を見繕う女性たちがたくさん。もちろん買うのは1人分。

綺麗で仕事もバリバリこなす。これこそ、現代女性の生き方。

オレンジデイズみたいな恋はもうできないのか?

私たち、このままどうなっていくのかな??

この街にはそんな女性が何千人、いや何万人もいる。
街を見渡せば、ほら。あなたの側にも魅力的な女性達。
毎日頭と体を動かし一生懸命に働き、しっかりと税金を払い、
毎朝スタバのコーヒーに1000円も払う。
そして、1人ぼっち。

これぞ七不思議。
未婚のいい女がこれだけ大勢いるのに。


この問題を日記を通して探求しようと思う。

ニュースソースは友達。ネタには困らなさそうだ。

25歳OLの日常です。