組織のエンゲージメントを高めるためには何が必要か?
TABIPPOが運営するコミュマネゼミでの講義を通して、組織(コミュニティ)が円滑に回るためには何が必要か考えた。今回のNoteでは「ダニエルキムの成功循環モデル」「ティール組織」の2つの観点から紐解いていこうと思う。
ダニエルキムの成功循環モデル
ダニエルキムの成功循環モデルとカッコよく始まったが、実際のところ僕自身も何か具体的に分かっていないので、まずはインターネットを通じて、グーグル先生にいろいろ聞いてみた。現世は本当に便利になったと思う。
ふむふむ、ここのネット記事を読むと、何やら組織のエンゲージメントを高めるには、4つのステップがあるらしい。確かにこのステップはとても大事で実践できたら素晴らしいが、実際にできている組織やコミュニティがあるだろうかと思っていたが、実際にあるではないか!
まさしく、自身が参加しているPOOLO5期はそのようなステップを体現している。僕は参加者側なので運営の体制や方向性は知らない状態だったが、なんやかんや参加者として自己開示を求められ、アイデアをだし、具現化していたのは、列記とした成功循環モデルに沿ったアクションをしていたと気付くことができた。
僕はこの事を知った時になんてコミュニティ運営は面白いんだと思ったと同時に、まんまと成功循環モデルに沿った対応をしている事に少し恐怖も感じた。逆に言えば、それほど成功循環モデルは構築されたモデルだと証明されているとも言える。
ティール組織
これまた、カッコよく題目が記載されているが、ティール組織についても具体的に分かっていないので、またグーグル先生の力を借りる事にした(何回このクダリすんねん👊)。
組織運営に携わる一員として運営や構造を考えるとき、マネジメントの現場で「ティール組織」という組織モデルが注目を集めている。フレデリック・ラルー氏は、組織モデルをその進化過程ごとに色で区別して、5段階の組織表として紹介している。
僕の社会人生活と重ねて考えてみる。
1社目
大手繊維メーカー
業界位置:日本で7番目
従業員数:連結で6600人
組織形態:アンバー(黄色)
2社目
外資系IT企業(Eコマース)
業界位置:世界で1番目
従業員数:開示不可
組織形態:グリーン(緑)
上記から分かる通り、僕は2つの会社で2つの形態を体験している。特に1社目のアンバー(黄色)から2社目のグリーン(緑)を経験していることから分かったのは、メンバー1人1人に意識決定があるのがどれだけ大事かということである。またコミニュケーションの場がフラットであるのも大事な要素である。
1社目では見掛け上は意思決定が伝わりやすく、スピードが早いと思われがちだが、実際はそんな事はなく、恐怖政治のような働き方になり自主性は1つも生まれない。2社目ではボトムアップでの体制を取り入れつつ、マネジメントは上層部がするので、メンバーに自主性が生まれ、上下関でのコミニュケーションが成立する。そこでは、1の力が100になる瞬間が生まれる。
僕は2つの会社を経験したからこそ、組織モデルを構築する大切さと、目指す組織とは何かを改めて考えるきっかけになった。
2つのモデルから考えるコミュニティの在り方について
ここまで長々と2つのモデルについて考えてきたが、何故僕がこの2つのモデルに対して触れたかというと、コミュニティというのはオーナー、コミュニティマネージャー、参加者の3つの構成に分かれているからだ。かつ、それらの3つの軸はそれぞれがプレーヤーでかつ、マネージャーとしての要素を持つ必要があると考えている。
コミュニティに属する全員がプレーヤーであるかつ、マネージャーである場合は、成功循環モデルとティールの組織モデルの考えによる、ハイブリッドモデルが組織のエンゲージを1番高める方法に繋がるのではないかと考えた。
それぞれが成功循環モデルのステップを踏む
それぞれが自発的に動き、ティール組織のような体制を目指す。
コミュニティ運営とは何か?エンゲージメント高めるためには?参加者に満足してもらえるには?
僕としての考えは「ダニエルキムの成功循環モデル」「ティール組織」のハイブリッド型のモデルを活用して、全員が楽しく・やりがいを持って携われる組織が理想なコミュニティであり、質問の答えとなるコミュニティだと考える。