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六月のぶりぶりぎっちょう

 『八月の御所グラウンド』が直木賞を受賞してからのシリーズ第2弾

『ぶりぶりぎっちょう』ってなんぞや?
検索してみたらちゃんと言葉として存在しています
「造語やないんや〜」って
振振毬杖<ぶりぶりぎっちょう>

『文化遺産データベース』というところに
掲載されているものによると
<木製の槌(つち)をつけた杖で、木製の毬を相手の陣に打ち込む遊び。振々(ぶりぶり)毬杖ともいう。平安時代に童子の遊びとして始まり、のちに庶民の間に広まった。>
と書かれていました

物語が2篇
『清少納言』と『織田信長』
ほんま誰もが知っている名前
そしていろんな人がその人について
なんらかのイメージを持っているような

京都が舞台の作品は
万城目学作品としてもこの世とあの世とが
混ざり合う感じがあって
個人的に京都が舞台になっている物語の
そういう感覚になるのが好きです

自分の生きている状況が
現実ではやっぱり我慢するしかないよな
って思うばかりなので
ファンタジーというか
絶対どうしようもないんだから
そっちに巻き込まれて
でも自分にも何かやることがあるんだから
ちょっとがんばってみるかな
という存在になってみたいのかもしれません

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