なぜ私がSixTONESにここまで心を奪われたのか〜音楽編〜
今年のSixTONESのLIVE-DVD『VVS』が発売されましたね。
本当は感想でも書きたいのですが、仕事が忙しくてまだ鑑賞できていないので、また今度書くことにします。
今日は私がSixTONESのどこに惹かれているのかをちょっと書いてみようかな。自己紹介でも書いた通り、私はこれまでアイドルどころか特定の芸能人を熱心に「推した」ことはありません。
まぁ、子どもの頃は岩崎良美さん、中森明菜さん、チェッカーズが好きで、アイドル雑誌やレコード(時代よw)を買ったり、ベストテンにリクエスト送ったりしてましたがそれだけ。
特にファンクラブに入るわけでもなかったし、友だちが光GENJIだ、SMAPだ、嵐だと大騒ぎしている横で、「ふーん」と思っているくらいには冷めてました。
一応、「好きな芸能人は?」と聞かれた時用に「SMAPだったら中居くん、あとは福山雅治と竹野内豊がまぁ、好きかなぁ」という当たり障りのない答えは用意してましたよ!突っ込まれたら答えに困ってたけど(笑)
こんなに興味がなかったのに、なぜ今さらSixTONESにハマったのか、自分でも不思議なので少し深掘りしてみたいと思います。
元々、曲からSixTONESファンになった私。
でもSixTONESファンに多い「昔から音楽が好きだった」「元々邦ロック界隈にいた」とは違います。音楽を聞く習慣はなし。無音最高!だったので、何がそんなに私の心をとらえて離さなかったのか。
メロディラインが綺麗だったこと
私が最初に「これ、かっこいい」と思った『Fast Lane』もそうだけど、SixTONESの曲はメロディラインが綺麗な曲が多いと思う。
EDMやHipHopがあまり得意じゃないのは、ガチャガチャした音やこれはメロディなのか?と思ってしまうから。
学生時代はずっとクラシック音楽をやってきて、特にショパンやリストが好きなので、不協和音がなくメロディアスな曲に惹かれるのかなと分析
(クラシックも近現代は不協和音だらけで馴染めず…)
言葉を丁寧に歌ってくれる
SixTONESの楽曲は、いつも歌詞が秀逸。
温かい気持ちにしてくれる曲、辛い時にそっと救いあげてくれるような曲、自分を鼓舞してくれるような曲、Happyな気持ちをもっとHappyにしてくれる曲。そしてそれを彼らがとても丁寧に表現してくれる。
私にとって「歌曲」とはメロディラインもそうだけれど、歌詞もとても大事だと思うから、それを蔑ろにされるとガッカリする。
あまりにも滑舌が悪く、何を歌っているかわからなかったりすると、その時点で聞きたくないなぁと。
だから最近の早口言葉みたいな曲や、その日本語はどうなんだろう?と思う曲に馴染めないのかもしれない。これは年齢も影響しているかもね。
SixTONESは、音に対して言葉が多い時はハッキリと聞こえないこともあるけれど、それでも比較的何を歌っているかが聞き取りやすいと思う。
そしてこれは、6人全員が「役者」としての顔を持っていることに起因していると思うけれど、歌詞に感情を乗せて表現することが、ものすごく上手だと思う。彼らが歌うと頭の中に曲のイメージが頭の中にパッと浮かぶし、感情をものすごく引き出されるように感じるんだよね。
単に「歌がうまい」だけでは、こうはならないんじゃないかな。
よく「音楽に魂を乗せる」という言い方をするけれど、彼らはそれが抜群にうまいと思う。
6人の声の相性の良さ
アイドルグループって、一人ぐらいは「あんまり歌が上手じゃないな」と思う人がいるのが普通だと思っていた。でもSixTONESは皆歌がうまい。最初の頃こそ、ジェシーと大我さんが目立ってたけど、今では6人ともにそれぞれの良さを発揮している。
私はあまり癖のある歌い方をする人が得意じゃない。
「歌詞を大事にされないとガッカリする」にも通じるんだけど、癖のある歌い方の人は、たいてい何を歌っているのか分からないから。
でもSixTONESは、一人ひとりの歌い方に個性はあるけれど、そこまで癖のある歌い方をする人はいない気がする。もちろん曲調に合わせて、がなったり、少し粘りのある歌い方をしたりという工夫はあるけれど、それがいい塩梅で「やりすぎてない」のがいいなぁと。
さらに彼らの声の相性が抜群。
一人ずつ歌うとちゃんとそれぞれの個性が際立つのに、ユニゾンにすると綺麗にまとまる。
誰かが悪目立ちすることもないし、誰かが消えてしまうこともない。
これは6人の声の相性の良さもそうだけれど、それぞれが、ちゃんと相手の「声」を聴いていることも要因だと思う。
アンサンブルや合唱で個人は上手いのにバラバラと聞こえる時は、たいてい相手の「音」を聴いていないから。周りとのバランスを考えずに演奏するから、まとまりなく聞こえてしまうんだよね。
彼らにはそれがない。
一人ひとり、ソロで歌っても十分に聞かせる技術や表現力はありつつも、私はSixTONESは6人でパフォーマンスしている時が最高だと思っている。
それはお互いがお互いを信頼し、そして相手に思いを寄せているからなんだと思う。「SixTONESは最強です。だってこの6人だから」と心から思っているから、6人でパフォーマンスすると相乗効果が生まれるんだと思っている。もしもいつかSixTONESが解散することがあって、それぞれがソロだけで活動するよってなったら、今と同じ熱量で追いかけられるかは分からない。それぐらい6人のパフォーマンスが最強だと思ってる。
なぜか得意じゃない楽曲もSixTONESが歌うと好きになる
これはずっと不思議なんだけど、先にも書いた通り私はEDMやHipHopは苦手。でもSixTONESの曲ってそういう曲も多いよね。
だけど、最初は苦手かも…と思っても、SixTONESが歌うといつしか好きになっちゃう。例えば『ABARERO』
多分最初に聞いたのは、何かの歌番組(その時はスト担でも何でもなく、たまたま付けたTVで歌っているのを聞いただけ)で、その時は「何これ、変な曲」と思ったのよ(笑)
でもSixTONESを好きになって『慣声の法則』のDVDで『ABARERO』を聞いた時、めちゃくちゃカッコいい〜ってなった。
得意な曲じゃないのにSixTONESが歌うと好きになる不思議。
これは何でだろう…って思うと、やっぱりこういう曲であっても歌詞が疎かになっていないのと、6人が生み出す熱量や相性なのかなぁと、今の時点では思っている。
SixTONESになぜこんなにハマったのか?を色々書こうと思ってたら、彼らの音楽の話だけで3000字になりそうなので、一旦ここまで。
それ以外の理由はまた次の回で書こうかな。
よければ、皆さんの「私はSixTONESの音楽のここが好き」をコメントやXで教えてくださると嬉しいです。