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0139 聖ソフィア・コッポラ監督『ロスト・イン・トランスレーション』聖地巡礼

2024年5月6日(月)に日本の東京都渋谷区と港区&中央区&千代田区の境界線上で聖ソフィア・コッポラ監督『ロスト・イン・トランスレーション』(Lost in Translation)の聖地巡礼をしてきました。

聖ソフィア・コッポラは『SOMEWHERE』の2010年第67回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞で列聖。

ウィスキーのCM撮影のため来日したハリウッド・スターのボブ・ハリス(演:ビル・マーレイ)。今ひとつ歯車がうまくかみ合わない妻から逃れる口実と、2万ドルのギャラのために、なんとなく仕事を引き受けて東京へやってきたものの、言葉も通じず、コミュニケーションのとれない人々に囲まれて疎外感を強めていく…。一方、フォトグラファーの夫ジョン(演:ジョヴァンニ・リビシ)の仕事に伴って来日した若妻のシャーロット(演:スカーレット・ヨハンソン)。しかし、夫は仕事に明け暮れるばかりで、彼女はひとりホテルの部屋に取り残されてしまう…。「自分の居場所がない」同じように心を空洞を抱えたふたりが、同じホテル(パークハイアット東京)で偶然に出会った。急速にうち解けたふたりは、東京の街の目も眩むようなネオンと雑踏の中に繰り出していく…。

なお、この作品は渋谷ハチ公前スクランブル交差点でゲリラ撮影を敢行し、その後、絶賛され大ヒットを収めたお蔭で、同交差点は、ニューヨークのタイムズ・スクエアやロンドンのピカデリー・サーカスに匹敵する日本を代表する世界的な観光スポットになっちゃいました。

という訳で、ボブがタクシーで渋谷の明治通り沿いの
明治通り (東京都) - Wikipedia
(渋谷)東急文化会館前に降り立つところ。
東急文化会館 - Wikipedia
帝都高速度交通営団銀座線(当時)の高架の奥は渋谷東映(当時)&渋谷エルミタージュ(当時)が入っていた渋谷東映プラザ。
渋谷TOEI - Wikipedia
東京メトロの副都心線開業・東急東横線渋谷駅移転・JR埼京線渋谷駅移動・東京メトロ銀座線渋谷駅の移動に伴い景観が見事に変わってしまいました。今や東急文化会館は渋谷ヒカリエです。
渋谷ヒカリエ (hikarie.jp)
なお、映画本篇および聖地巡礼のカメラのポジションは国道246号&首都高速3号渋谷線と明治通りが交差する警視庁渋谷警察署前交差点の歩道橋北側です。
国道246号 - Wikipedia
首都高速3号渋谷線 - Wikipedia

渋谷東急2、渋谷東急、パンテオンの館名表示板が懐かしい!
ビル・マーレイ登場!
営団地下鉄銀座線の高架のあった場所に東京メトロ銀座線の屋根付き駅舎が移動したため渋谷東映プラザが殆ど見えない状態になってしまった…

でもって、エンディングになっちゃうのですが、映画本篇のラスト、新宿西口の雑踏でシャーロットとお別れしたボブがハイヤーで(たぶん)成田空港までに移動するショット。
ラストは首都高ではなくて東京高速道路のKK線を汐留から銀座へと向かいます。
東京高速道路 - Wikipedia
映画本篇ではボブの視点として、左側の有楽町マリオンを写さずに右側の丸の内東映会館を眺めます。
丸の内TOEI - Wikipedia
補足しておくと、『ロスト・イン・トランスレーション』の撮影期間は2002年9月29日(日)~11月8日(金)なので、撮影当時の丸の内東映での上映作品は 2002年9月14日公開『命』(監督:篠原哲雄)もしくは2002年10月19日公開『凶気の桜』(監督: 薗田賢次)・丸の内シャンゼリゼでの上映作品は2002年9月14日公開『千年女優』(監督:今敏)もしくは2002年10月5日公開『宣戦布告』(監督:石侍露堂)となります。

真正面に見える建物は第一ホテル東京
聖地巡礼は第一ホテル東京とリクルートを目印に
東海道新幹線沿いを新橋側から銀座方面に進みます
今度の目印は左に見える帝国ホテル東京
続いて数寄屋橋交差点 晴海通り方向に銀座を眺めます
銀座のプリマハム、ビックエコー、不二家は変わらないですね!
更に銀座教会
銀座教会も変わりません
あ、良く知ってる建物がみえてきましたね!
賃貸看板はグリコから木下に代わりましたが、
おゝ、銀座の我らが東映会館 当時の館名看板は丸の内東映・シャンゼリゼです
館名看板は丸の内TOEI①・②です
プランタン銀座が懐かしい
現在はマロニエゲート
このショットが『ロスト・イン・トランスレーション』のラスト・カット
東映本社を越えたところで映画は終わります
映画撮影後に新しく建設された高層ビルはバスターミナル東京八重洲が地下に入居する東京ミッドタウン八重洲

©2024 プッチー・ミンミン
©2003 Lost in Translation Inc.

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