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0145 ガイ・ハミルトン監督『007 死ぬのは奴らだ』聖地巡礼

2009年7月16日(木)と17日(金)にアメリカのニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区(対象聖地はマンハッタン区)でガイ・ハミルトン監督『007 死ぬのは奴らだ』(Live And Let Die)の聖地巡礼をしてきました。

当作品は007シリーズの8作目。3代目ボンド ロジャー・ムーアのデビュー作。ロジャー・ムーアの登場でシリーズは顕著に観光地化およびコミカル化(ギャグ満載←これはこれでファンが多い)し、更に他人任せのスタントでダイナミックなアクション・ムービーへと拍車がかかります。
今回のヴィランのドクター・カナンガにヤフェット・コットー。シリーズ初の処女!(設定)のボンドガール ソリテアにジーン・セイモアを配役。音楽は全曲ポール・マッカートニーが作曲。主題曲も唄ってます。

撮影地はアメリカのNYCとルイジアナ州ニューオーリンズとイアン・フレミングが007シリーズを執筆したジャマイカにイングランドのパインウッド・スタジオ。

英国諜報部員が24時間で3人殺害される事件が発生した。事件の寒冷性を探るジェームズ・ボンド(演:ロジャー・ムーア)の捜査線上に浮かびあがる黒人麻薬シンジケート。西インド諸島から中南米を支配する神秘的なブードゥー教の陰に隠れたドクター・カナンガ(演:ヤフェット・コットー)は全世界の麻薬市場の独占の野望を燃やしていた。不気味なタロットカードの示すボンドの運命は…?

という訳で、ニューオーリンズは、当方、未踏の地なので今回はNYCです。タイトル前のオープニング・シークエンスは国連本部。
Headquarters of the United Nations - Wikipedia

映画本篇画像は国連本部のイーストリバー側
聖地巡礼画像は国連本部のエントランス側

国連総会を開催してなかったので総会議場に入りました。スベニールショップでは加盟国の国旗絵ハガキが販売されていて、国旗が変更になった国家の古いバージョンや消滅した国家(ソ連とかね…)はお宝絵ハガキになってます。

ボンドはJFK空港からマンハッタンに渡ってフランクリン・D・ルーズベルト・ドライブをニューヨーク港に向かって南に移動します。
FDR Drive - Wikipedia
画像はイーストリバー対岸ブルックリン側から撮影したフランクリン・ルーズベルト・ドライブ。映画本篇はこのエリアでカーチェイスが展開されます。
本篇で先に南側のブルックリン橋が出てきますが、進行方向の前側に写っていて、
Brooklyn Bridge - Wikipedia
今度は北側のマンハッタン橋が出てきますが、こちらは通過後の後方に写っており、
Manhattan Bridge - Wikipedia
位置関係も時間経過も狂っておらずびっくりです。

本篇でまずブルックリン橋が登場 車は橋脚の下へと向かいます
本篇の前方にブルックリン橋 橋脚の下をくぐり抜けます
本篇では後方にマンハッタン橋が…

JAMES BOND WILL RETURN

©2009 プッチー・ミンミン
©1973 Danjaq, LLC and United Artists Corporation. All Rights Reserved.

007シリーズ他作品の聖地巡礼
0141 テレンス・ヤング監督『007 ロシアより愛をこめて』『007 危機一発』
0142 ルイス・ギルバート監督『007は二度死ぬ』
0143 ピーター・ハント監督『女王陛下の007』聖地巡礼
0144 ガイ・ハミルトン監督『007 ダイヤモンドは永遠に』
0146 ルイス・ギルバート監督『007 私を愛したスパイ』
0147 ルイス・ギルバート監督『007 ムーンレイカー』
0148 ジョン・グレン監督『007 ユア・アイズ・オンリー』
0149 ジョン・グレン監督『007 オクトパシー』
0150 ジョン・グレン監督『007 美しき獲物たち』
0151 ジョン・グレン監督『007 リビング・デイライツ』
0152 ジョン・グレン監督『007 消されたライセンス』
0153 マーティン・キャンベル監督『007 ゴールデンアイ』
0154 ロジャー・スポティスウッド監督『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』
0155 マイケル・アプテッド監督『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』
0156 リー・タマホリ監督『007 ダイ・アナザー・デイ』
0157 マーティン・キャンベル監督『007 カジノ・ロワイヤル』
0158 マーク・フォスター監督『007 慰めの報酬』
0159 サム・メンデス監督『007 スカイフォール』
0160 サム・メンデス監督『007 スペクター』
0161 キャリー・ジョージ・フクナガ監督『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』

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