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日本料理の形式 「本膳料理」

室町時代の武家の儀式が始まり
今では冠婚葬祭の儀礼的な食事に名残があるだけ。

イメージは雛人形の中で出されているお食事達

本膳から始まって、二の膳、三の膳と続く

献立は三汁七菜

本膳


ご飯、本汁
坪と呼ばれる蓋つき、深めの器で煮物が出る
なます、香の物

二の膳


ご飯は無くて、二の汁
平と呼ばれる蓋つき、浅めの器で煮物。海、山、里の食材を組み合わせて作られる
猪口(チョク)と呼ばれる酢の物や、和え物が出される。付け醤油の器としても使われる。


煮物の器が本膳では深めの蓋つき→坪で
二の膳では浅めの蓋つき→平になる。

本膳の酢の物となます的位置の小鉢が、
二の膳で猪口(チョク)となり小さくなる。

三の膳


こちらもご飯が無くて、三の汁
刺身、椀でこのほかに焼き物と台引きとよばれるお土産用の膳。結婚披露宴の引き出物の原型

最後の三の膳でメインディッシュみたいに豪華になって終わる。

昔、お座敷の宴会なんかのお仕事で
たくさんの小鉢を並べたり、洗った記憶がある。
すごく覚えにくかったけど
あの時の決まりは
このあたりからきていたんだと思うと少し興味が持てる



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