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刺青、タトゥー問題を考察する。


Threadsのアルゴリズムって、恣意的かつ、ネガティブな(対立を産むような)ワードのコメントばかりが上がってくるように感じるのは僕だけだろうか?
まぁ、そういった発言って甘い蜜の香りがして僕もついついワクチン、とかマスク、とか刺青、って言葉を基軸に議論が巻き起こってるスレッドを見るとその返信まで見てしまうんだけどそのどれもが各々の正義の中で生きてるなぁーって感想ばかりで(それって貴方の感想ですよねって言葉キラーワードよね)最終的にモヤモヤした気持ちになるものが多い。


その中でも、刺青に関してのセンテンスは見ていて不快になるものが多く、何故ここまで分断を産んでいるのかを自分なりに考察、分析をしてみた。

僕はご覧の通り、全身に、とまでは言わないがタトゥーシールで隠せないほど刺青が入っている。
何故刺青を入れるのか?の問いに関しての答えは以前に書いたブログの通りなのだがまとめると世の中の理不尽に対してのアンチテーゼであり、ファッションであり、自己顕示欲の承認だ。


スレッズに散見される、アンチ刺青の方々の意見の大枠は

温泉入れないのに入れるのは頭が悪い
威圧的で怖い
反社のようだ、実際にブレイキングダウンに出てるような荒くれ者は全身に刺青が入っている
生理的に受け付けない


などなどだ。
なんなら、刺青を見えないようにする努力をしろとかなんとも独善的な主張を繰り広げてる人もいる。

生命保険に入れないとか(別の議論だが生命保険とか全て詐欺なので投資信託で長期積立してくださいね)
MRIに入ると死ぬとかw 都市伝説級のデマは置いといて銭湯に関しては前のブログに記したように税金が入っているため原則、公衆浴場は刺青保有者を拒否は出来ない。
これは議論の余地が無いのだが、多くの個人経営の温泉や、スーパー銭湯(民営です)は税金が入っていないため拒否するも受け入れるも自由にルールを決めて良いことになる。
そして、僕らはそう言った施設には間違って入ってしまい(入り口の表記を見落として入ってしまうこともある)退館を求められた時には勿論見落としてしまったことを謝罪してすぐに退館している。
刺青禁止と書いてあったら勿論入らないし、そんなことで揉めたりはしない。


民間がそう言った独自のルールで刺青保有者を拒否すことはレストランが決めた「ドレスコードのようなもの」なので、誰かが誰かのリスクで決めたことに我々がとやかく言う筋合いでは無いからだ。(リスクと書いたのはある一定の人を拒否することはその層の売り上げを見込まない決定だから)
レストランが示す、ドレスコードは自分の料理を定められたラインの服装で食事をして欲しいと言うポジティブ克、サービスを定受する側のメリットもありそうなものだが、プールや温泉のそれは一体どんなメリットがあるのだろう。
刺青入ってる人と一緒にプールやお風呂に入るリスクを回避したところで、一歩外へ出れば刺青保有者に接近する可能性にはなんの変化もないし、なんなら裸ならあの人には近づかないでおこうと自衛出来るのでは?


日本国において、刺青を入れることがそう言ったリスクというかハンデを追うことは刺青を入れているほとんどの人が分かってて入れている。
そして、刺青がともすれば誰かに対して威圧的に映ってしまうこともわからなくはない。
僕なんか身体でかいし、見た目そもそも怖いって言われるし(それはうちの親に失礼だろ)ぎょっとするひともいるだろう。

でも、だからって誰かの趣味思考、信教の自由を否定して良いことにはならない。

例えば、
銭湯に刺青が入っている善人と、刺青が入っていない連続殺人魔がいたとして、どちらが脅威になり得るかを見極めることは裸の世界では不可能に近いだろう。
そう言った脅威に触れる可能性はみんな五分五分の世界に生きてるって事だ。

そう考えた時にむしろ我々刺青保有者=荒くれ者かもしれないと認識できるとしたら逆に分かりやすくて良いとも取れないか?(ないか?偏見とは言えね)


短パンとビーサン🩴でレストランに来て欲しく無いってドレスコードレベルの話なのにそこまで刺青保有者を、人を、否定できるモチベーションはどこからくるのだろう。
刺青が入った人からなにか嫌なことをされたのだろうか? だとしても、ただそいつが刺青入ったアスホールだっただけだろう。
短パン履いてる奴はレストランに入れないリスクがあることがわからない頭の悪い奴らの集まりだってならないよね。
言ってること伝わりますか?

松本人志が浴衣着て食堂行って、
浴衣ではご利用できません、私服に着替えてきてくださいといわれて浴衣が私服だったらどうすんねんってセリフはウケるよな。


まぁ、人を威圧したくて刺青入れてる人もいるし、そうじゃ無い人もいる。
足の毛ボウボウで女性から嫌われるのを覚悟で短パン履きたい人もいるし、隠したくて長ズボン履く人もいる。
そのどれもを、許容しなくて良いけど公の場で嫌いだ好きだって言う意味はないと思います。


何故その人はそんな決断をしたんだろうって興味を持ったり、分かち合ったりして価値観の相違や人生観の乖離をなくしていく努力は友達同士や家族単位で行われるべき事なんです。


なので見知らぬそこのあなた。
誰かの趣味趣向をみだりに否定する真似はやめましょうね。


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