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【下山メシ】後立山連峰に登った後はこれを喰らえ

ご、後立山連峰……。あんかけだよ。

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白馬岳をはじめとした、2000 m後半の山々から成る後立山連峰。
夏はもちろんのこと、冬〜春もゲレンデスキー、山スキーで年中賑わう最高のアウトドアフィールド。

特に夏はテント泊縦走計画しやすい。迷ったら「とりあえず白馬行くか」と気軽さもあり、何かと足を運ぶ機会が多い場所です。

であれば、必然。求めるものは<下山メシ>

登山拠点となる白馬村は、国内有数の一大リゾート地。でありながら、変に観光地然としておらず、どことなく生活感を感じるその<村>には、うまいもんが群雄割拠。

目の前にはラーメン屋。振り向けば定食屋。あ、あっちには蕎麦屋もあるゾ。むむ、妙にバーガーショップが充実しているな。ほう、洋食屋もあるのか。

迷う。
これほどまでに<下山メシ>の選択に迷う登山拠点があるだろうか。

今回はそんな『食の村・白馬村』から3店舗をチョイス。
その空きっ腹に突撃してほしい。

来夢来人(らいむらいと)

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「知っているわ。オトコノコはこういうのが好きなんでしょう?」の具現化。
それが来夢来人。来夢来人の全てである。

あぁ、この店構えを見ただけで心が満たされる。

来夢来人は洋食を中心とした定食屋さん。
気取ったレストランではなく、『町の定食屋さん』感が強く、とても入りやすい。

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その特徴は『とにかくボリューミー』『ああ!それそれ!それが食べたいんだ!』『えっ、この値段でいいの?』の三連星。

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洋食だけでなく、和食もあります。基本的になんでもうまい。そして安い。
来夢来人は、町の定食屋の理想系だ。

これが近所になくて、本当によかった』
こんなのが近所にあった日には、炊飯器から電子レンジまで、全部メルカリ行きは確実だ。

注意点として、冬のスキーシーズンの土曜夜(リフトが終了する16〜17時ごろ)はとんでもなく混雑することがあるので、ちょっと時間ズラすことをオススメします。

Sounds Like Cafe.

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日本一うまいハンバーガーが、ここにある。

Sounds Like Cafe はコーヒーショップです。

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コーヒーは言わずもなが絶品なのですが、バーガーのクオリテイが無駄に高いのです。

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実は白馬村はバーガー天国。まちカドまちカドに『Buger』の文字が踊り、屋台風のお店まであります。

そんな白馬村の中でとびきりうまいのがSounds Like Cafeのバーガー。
種類はチキンバーガー、ビーフバーガー、ベジバーガーの三種。
他にもサンドイッチやケーキ、エスプレッソを中心としたドリンクメニューも充実している。

特にアメリカーノとロングブラックを分けているのも好印象。

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アメリカーノ:カップに抽出したエスプレッソにお湯を注いだもの。
ロングブラック:お湯を張ったカップにエスプレッソを抽出したもの。クレマが残る。

山帰りにここでバーガーを頬張って、エスプレッソを「グイッ」とやれば優勝は確実。長い帰宅道もルンルン気分だ。

※超注意点として、週末はあまりの人気でオーダーが回らなくなってきたことから、2021年2月4日現在、平日昼のみの営業になっている。

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古民家カフェ かっぱ亭

「こんなところ、白馬にあったんだ」

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白馬村のメインストリートから外れた、駅の東側エリア。
そこにはどこかノスタルジックを思わせる、日本の原風景が広がっている。

思わず覗き込みたくなる清流、木の吊り橋、凛とした佇まいの古民家。
その古民家の中の一つがかっぱ亭である。

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白馬産の食材をふんだんに使用したお料理をいただける。

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こちらは『かっぱ亭定食』。
白馬アルプスポークの角煮、信州サーモンのお刺身、そこらへんの清流で獲れた岩魚や山女の塩焼き。白馬満喫フルセットである。

「品数多いのは確かに嬉しいゼェ」「でもヨォ、オレは下山したてで腹ペコのぺこちゃんなんだぜ」「もっとガッツリしたものが食べてぇヨォ」

ご安心を。先程のかっぱ亭定食は言わば<オールスター定食>
その中の主役級選手のソロ活動もお楽しみいただけます。

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公式HPより引用。

※またまた注意点として、営業期間はグリーンシーズン(5月〜10月末)のみ。白馬の長い冬の間は休んでいるので、夏が待ち遠しい。