Ultra Light パン ♯16で優勝しよう
飯テロするね。あんかけだよ。
はい、いきなりですが飯テロです。
2020年10月31日。谷川連峰・茂倉岳避難小屋にて。
「ジャジャッ」と手早く作ったホルモン焼きそばで一杯。
酒筒の中身は<自然郷>。
山でフライパンという贅沢
「山でフライパン?うーん。確かにあれば使うんだろうけど、うーん。鍋で十分かなぁ」なんて自分の物欲を抑え込んでいる、そこのあなた。
もうおしまいです。この記事を読んでしまったらポチらざる得なくなります。
引き返す?もう遅い。
2020年11月14日。火打山にて。
すき焼きだって、できちまうんだ。
EVERNEW / Ultra Light パン ♯16
はい。
というわけで本日はEVERNEWの山向けフライパン<Ultra Light パン♯16>のご紹介です。
去年の6月、御嶽山登った後に寄った高山のアウトドアショップ。
飛騨高山、いいところですよね。
全国津々浦々にある<小京都>の中で一番、京都みを感じる。京都の属国にしてやってもええんやで(京都人感)。
そこで出会ったのがこの<Ultra Light パン ♯16>です。
実はこのフライパン、私が今さら紹介するまでもなく、山界隈じゃすっかり人気者。
ポイントは焦付き防止の<プラズマコーティング加工>。
豚足を直で加熱しても、ほとんど焦げ付きません。
加えて内径16 cmという、一人用の料理に<大きすぎず・小さすぎず>な絶妙サイズ。
内容量は900 mL。お湯を沸かすのに十分過ぎるサイズです。
重量は129 g。許容範囲でしょう。
ちなみにサイズ違いで♯14と♯18がありますが、小さすぎ・大きすぎであまり人気がありません。
こういうのが欲しかったんだよ
要するにこのフライパン、<焦げ付きにくく>、<サイズ感がよく>、<そこそこに軽量>なだけです。
それだけです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
ところが、それら特徴が山における使い道にベストマッチ。
例えばパスタ。
具材の炒め→水投入→パスタ茹で→蒸発、の流れがスムーズに行えます。
<焦付きにくい>ので、食材の油分だけで具材を炒められ、
<小さすぎない>ので、そこでパスタを茹ででも溢れることなく、
<フライパン>なので、最後は一気に水分を蒸発させられる。
山でのパスタ作りに必要なポイントが、このフライパンに全て集約されています。
この写真のポイントがもう一つ。一枚目の魚が乗っているフライパンをよく見て下さい。
特に汚れてませんね。山行初日かな?
答えは『No. 縦走三日目の夕食』です。
この写真に至るまでに山行内で5回ほど使用しています。
しかもその5回は大天荘(大天井岳)と槍ヶ岳山荘のテン場。つまり『稜線沿いで水を贅沢に使えない環境』です。
当然、フライパンを使った後は紙や手拭いで拭う程度。
焦付きにくいだけでなく、<汚れがつきにくい>ので長い山行でも衛生的に保つことができます。
使い方色々
山の上で味付け肉をジュウジュウ焼いても良し。
ホルモンもいいよね。
キンキンの雪解け水でプチトマトを冷やして、ビールで一杯。
冒頭のすき焼きで余ったタレを使って、すき焼き風うどんに。
工夫次第でカレーも作れます。
これは流石に山でなくキャンプ場ですが……
揚げ物してもいいでしょう、いいじゃないか。
人気者のサガ
こんなに素敵なフライパン。
ね、欲しくなったでしょう?
定価¥5,500-です。
あ、安く見えてきましたね?
いいですか。<定価>です。
それではネットで調べてみましょう。
どないなっとんねん!!
そう、このUltra Light パン ♯16。人気と供給が釣り合っておらず、プレミア化しているのです。
人気のない♯14と♯18は在庫ふんだん、基本定価です。
ちなみにここ数ヶ月の話ではなく、『発売開始からズーーーっと』こんな感じです。
上の方でわざわざ「高山のアウトドアショップで出会った」なんて言い方をしたかお分かりでしょう。
そう、実店舗にはたまーに定価で「ポンっ」と置いてあることがあります。狙うなら、そこです。
以前、どこかの某ワイルドなお店に行ったときに、ふつーに置いてあってびっくりしました。確かに、山やらない人にとって見たら、<ちょい高い、小さなフライパン>ですからね。
欲しくなっちゃった人は、とにかく実店舗を巡礼しましょう。
そして、見つけたら物欲のままに行っちゃいましょう。
具合的な使い方は<買ってから考えましょう>。これであなたも日々野鮎美だ。