アーユルヴェーダと食事③
アーハーラ【食事】
食事の性質について…
食の好みや傾向は本当に人それぞれで、自分自身で自分のために作る食事はどうしても同じような食材だったり料理の仕方だったり…決してバラエティ豊かとは言い難いものになります。
ひとつは、好きなものに偏ることと時間をかけずに作れるものになりやすい…
アーユルヴェーダでは長い時間摂取し続けることで、健康を増進するものと、損ねるものがあると述べています。それは、有益な食べ物と無益な食べ物。
無益な食べ物とは口に入れてはいけない食べ物というわけではなくて、季節や健康状態によって一定期間だけ食べるのは良いとされています。
有益な食べ物とは人間の組織と親和性の高いものとされています。
食べ物の性質として、消化し易い(軽性)、3つのドーシャ(体質)を激しく変化させない、体内の輸送経路を閉塞しない、詰まらせないと言うことがとても大切なことになります。
私は夏になるとカッパなのか?と言うくらいキュウリの消費量が半端なく増えます。でも、暑さが過ぎ去る頃には私のキュウリ愛も冷め過ぎ去っていきます。
夏の暑さをクールダウンさせてくれるのにとても良い有益な食べ物ですが体を冷やすので、涼しくなると自然に食べなくなるものなのですね。
通年を通して好んで食べるのが豆類やナッツ類!どうしても食べ過ぎる傾向があります。
豆はガスが溜まりやすくなるので、ガス抜きをしてくれるヒングと言うスパイスは必須です!
食べ物の性質をみながら、食材に備わっている生理作用を学び、体質・季節・健康状態に応じて調理の仕方を工夫することが重要になってきます。
次回は調理法について!
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