3本のお花と私だけの椅子〜しあわせ刺しゅう時間3〜
こんにちは、ぷるるです。
刺しゅうにハマって、2ヶ月がたちます。
初めての刺しゅうでは、「飛べないツバメ」を作成しました。
今回は「初心者は植物から取り組むべし!」という、師匠(刺しゅう作家の川畑杏奈さんに、許可なく弟子入り)のアドバイスに従い、お花の刺しゅうにトライしました。
師匠の美しいお手本を見ながら、ちくちく、ちくちく。
ただ繰り返し、針を入れて出す。たったそれだけのことが、どうしてこんなに心をやわらかくしてくれるのだろう。
ひと針ごとに、幸せホルモン「セトロニン」があふれ出している気がします。
あと不思議なのは、ぬっている間だけ心が別の場所へ飛んでいる気がすること。
もしかして、刺しゅう人だけが集まる『心の世界』があったりして・・・
その世界にはひとつだけ、「自分の椅子」があるのです。椅子の形は人それぞれ。
わたしの椅子は、大きくて全身がすっぽりおさまるソファー。
刺しゅうを始めると、その椅子に座っていることに気づく。ふと顔をあげれば同じように、椅子の上で刺しゅうをしている人が、たくさんいるわけです。
国籍、性別、家庭環境、経済状況。すべて関係なしの完全バリアフリー世界。
もし目があったら、軽く微笑みあったりして。そしてまたちくちく。
椅子の横には小さなコーヒーテーブルがあり、好きな飲み物が置いてあります。
わたしは紅茶がいいけど、コーヒー派も多いだろうな。ココア派もいそう。
一人だけど、一人じゃない。
静かだけど、さみしくない。
そんな、刺しゅう人だけの世界。
さて、師匠はcosmoという有名メーカーの糸を使用されていますが、わたしは安い糸。よって、同じ色で刺しゅうできないことが心残りです。
完成したので、師匠の作品と並べてみました!やっぱり検証しないと上手くなりませんものね。
うーむ、糸の値段や色の問題じゃないですねって、当然か。
師匠は、わたしの倍以上みっちり縫ってある感じ。糸の向きもきれいに並んでいるし。次は「もっとみっちり」をテーマにぬおう!と決意しました。
こうやって次のテーマが自然に生まれるのも、刺しゅうのステキなところです。
ところで師匠は最近Youtubeで、セリアの布カレンダーに刺しゅうをするライブ配信をされていました。
わたしもやりたい!ということで、買ってきましたよ「セリアの布カレンダー」。
師匠は、最近発売された「annasのおいしい刺繍 CAFE&SWEETS」という本から、ふかふか食パンなどを刺しゅうしておられました。
パンはレベルが高いので、わたしは季節の花などを、月名のまわりにぬっていこうと思います。
楽しみだなあ!
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