クタクタが、「キラキラとギラギラ」でピカピカ。
こんばんは、ぷるるです。
今日はクリスマス本番ですね!
私もクリスマスらしく、「大掃除」に勤しんできました。
といっても自宅ではなく、実家が営む小さなレストランの大掃除ですけどね。
この店のおかげで大きくなった私としては、ささやかな恩返しのつもりです。
さて恩返しは良かったのですが、小さいながらも飲食店。
一般家庭の大掃除より体力を使い、私はすっかりクタクタになりました。
昔からこういう時は、新しい書籍か漫画を読むと決めています。
今日も帰り道に新作を1冊購入してみました。
簡単にあらすじを説明いたしましょう。
主人公のルルちゃんは70年代少女漫画世界に住み、仲良しの家族のもと、素敵なお友達に囲まれた、幸せ女子高生。
そんなルルちゃんはパパの都合で転校することになりました。
ところが転校先は、劇画っぽい街の劇画っぽい学校で、北斗の拳っぽい生徒がひしめき合っていたのです。
ルルちゃんは、これまで住んでいた街や学校の人々との違いにびっくり。
不安に恐れおののきますが、隣席の男子がかつて同じ街に住んでいた「禅くん」であることを知ります。
禅くんの激しい(見た目の)変化に、戸惑いを禁じ得えないルルちゃん。
でも、関わるごとに心は当時の優しい禅くんのままだとわかり、心惹かれ始めるルルちゃん。しかし禅くんはある理由がありルルちゃんを避けようとする・・・。
どうなる!2人の恋心☆
ラブ2割、コメ8割の「ラブ・コメ漫画」で、深いメッセージ性などは今の所見当たりません。
が、この発想だけで10000点!!
というか、深いメッセージがあったらこの漫画は台無し!!!
少女漫画と劇画の絵が並んでいるだけで笑えるのに、それぞれの特徴をものすっごく上手にミックスしてあるから、相乗効果がハンパありません。
この作者は何歳なのでしょうか。
どうして70年代の少女漫画テイストと、劇画テイストをこんなに知り尽くしているのか・・・見事な再現力に脱帽です。
(念のために申し上げておきますが、70年代少女漫画も劇画も私のリアルタイムではありません。叔母の所蔵品からの知識です)
大掃除からの帰り道、街はイルミネーションと寄りそうカップルで輝いていました。
しかし、私の心も輝きでは負けていません。
面白い漫画というものは、漫画族の心をいつだってMAXで照らしてくれるものなのです!!
そして帰宅し読み終えた今、疲れの8割が吹き飛びました。
やっぱりこういう時は、笑える漫画が一番効きますね。あとは軽いヨガでもすれば、心も体もピカピカ間違いなし。
お疲れの方は、ぜひこの漫画を試してみてください。
ただ、2022年に一番疲れを癒してくれたのは、「女の園の星」でした。
私ごときがお勧めするまでもない、超々メジャー漫画ですが、万が一ご存知ない方がいたらと思うと・・・。
女子高生と学校の先生たちの、おかしくもリアルなやりとりを淡々と描いた傑作です。もちろん濃く笑えますのでご安心を。
私のおすすめは2巻、そして推しは小林先生です。
また蛇足ながら、和山先生の単行本にハズレはないことを、付け加えさせていただきます。