音屋:病んでる人へ
私も闇に落ちそうなタイミングがあったので共有します。乗り越えたといえばそうなのできっと参考になるはず。
今回のもくじです。
『他人と比較』は自〇行為
落ち込んでいた当時この言葉にかなり救われました
自分に無いものが他人にあるのは当然
どれだけ時間をかけても超えられない要素があなたにもあるので自信を持ちましょう
それをうまく表現できている人たちが目に入りやすい世の中です
Q.無意味な創作 A.無い、もういい?
皆さんが普段やっていることは決して無駄ではなく、ただそれを「活用する場所を見つけられていない」だけの可能性が高いです
世間から見れば難しいことやってるはずなので自信持ってほしいです
例えば、”サウンドデザイン”
サンプルパック/プリセットパックを販売
↓
売れ行きを研究
↓
みんなが求めてる音を作る
↓
仲間/チームを集める
↓
もっと広げる
PDCAってマジで大事
音作りをしこたま頑張っていても、音ゲーに特化した曲を作る人間にはなかなか勝てません
戦場を間違えてはいけません
褒められに行く勇気
↑難しいこと言ってる
「リリースしたよ!」と告知するだけでは、聴いてもらえないことも多々
その曲を聴いて、知り合いに勧めて、その人がまた誰かに+・・・+n、っていう古代生物の時代から受け継がれる連鎖がまだ根強いです
これがSNSのアルゴリズムとかやらに封じられてるって実感してる人多いはずです
人を選びますが、直接誰かに曲をおくってほめてもらいましょう
※PRKCはメンションされたら絶対に感想付きで返します
↑作曲家なら嫌な人はいないはず
曲を投稿してたら褒めてくれるって思ってる人がまだまだ多いです
褒められないのは褒められに行ってないからです
時間は裏切りのプロフェ
時間をかければ大作になるというのは幻想です
リスナーさんが聴いてくれるのは長くてFull尺の3-4分程度
しかもほとんどの人が前半の1分ほどしか聴いてくれません
なので時間の感覚を忘れて自由奔放に作曲しましょう
制作時間がたとえ30分だったとしても、丁寧に思考を巡らせていればメッセージはおのずと伝わります
音の良さ≠数字
リスナーさんは、その人がどういう意図をもって作ってるのかってことに興味を持ってくれています
明確な意図を提示してそれをくみ取ってもらう努力にバランスを置いてはいかがでしょうか
使った音の紹介やプラグインの話よりも、その曲のストーリーや世界観を膨らませることに重きを置きましょう
友情、努力、頻度
忘れられないことも重要です
常に作り続けることをひとまずは目標に据えて、それを毎月1曲でもいいので小出しにしてください
かなりリスナーさんからの印象が変わって数字にも表れてきます
SNSとたばこは控えめに
序盤でも触れましたが、SNSはノイズが多いです
別ジャンルの作家のWIP、魅力的なイラスト、おもしろ動画、政治的発言などなど
真の心の休憩を許さないのはかなりリスキーですし、もっともSNSを見ることによって得られるのはあまたの煩悩です
そんなことをするより、10分程度の散歩やスモールブレーク(コーヒー飲んだり、人と話したり)を大事にしてください
「月に10曲も作ってます!」 ˗ˏˋ 過労 ˎˊ˗
一日に1曲作る人もいますが、はっきり言っておかしいです
ターミネーターかなにかです
私含め多くの作曲家が1か月に2,3曲が限界です
これを超えた労働は体に負担をかけます
単純計算でこの三曲で月にかかる費用を賄わなければなりません
大体14万ぐらいかな、これを÷2か÷3だから、一曲7万円から5万円ほどの利益を出さないと破綻しますね
これって作曲の単価に近い数字なので実は2,3曲でも事足ります
もちろんこれはあくまで音楽だけで生活している人の水準なので、実際に会社で働いている方々の場合はもっと少なくて済みます
SNSでたまに見かける毎週曲を作ってる人は、「うわぁ、、、」って思うだけにとどめて、ひとまず自分の2,3曲を大事にしましょう
簡単に言えば2週間に1曲かければいいぐらいです
終わりに
楽しいラインを越えたらそこから先に待っているのは「音楽を楽しめなくなったあなた」です
真に音楽に没頭していたころを思い出してください
あの頃みたいに曲を聴くだけで感情が揺さぶられていたことを忘れないでください
そうなれないあなたはきっと疲れています
作曲とちょうどいい距離感を保ってください
頑張る=人生、ではなく、好きでい続ける=人生、です
本当にしんどい人は身近な友人や家族、相談員さんなどに声をかけてください
繰り返しになりますが、褒められないのではなく、褒められに行ってないだけです
世界は皆さんが思ってるより優しいです