逃した魚は大きかったと思われるように
ここ数日、恋愛においてとても楽しい毎日を送っている。
なんだかんだと彷徨い迷い生きていた時期もあったが、ようやく安定を手に入れたのだと思う。
恋愛はどれも楽しかったし必要な時間だったと思っているけれど、「今までのはなんだったんだろう」と思うこともある。
どちらが別れを告げるか
恋愛話を友達としていると、「どちらから振ったか」という話題になることがある。
一般的な傾向としては
「振られるなんてプライドが許さない」
「こんな最低な人こっちから願い下げ」
といったように、振った側になりたがる人が多いようだ。
時々「振るのってかわいそうだし自分が悪者みたいになるし・・」と好きでもないのにずるずると付き合い続ける人もいるから恐ろしいけれど。
振られる方がいい
私はどうせ別れるなら振られる方がいいなと思っている。
先述のような「悪者になりたくない」なんて軟弱で無責任な理由ではない。
少し前に流行った瑛人さんの「香水」を聴いていて思ったのだが、振られたならば未練はあれど諦めはつくはずなのだ。
君をまた好きになる
くらい君は素敵な人だよ
でもまた同じことの繰り返しって
僕がフラれるんだ
「ああ素敵だな」
そう思うばかりで、具体的にこれからよりを戻す方策もなく、うだうだと独りごつのみ。
もしこれが振っていたらどうだろう。
振られたなら仕方ないけれど、自分が手放すことを選んだのだからその分後悔も大きい。
私は私が大好きなので、こんな素敵な子を手放すような選択をする人には一生後悔してほしいと思っている。
素敵な人になる
現時点で自分に自信を持てていなくたって、振られた方が「見返してやろう!」という気持ちが湧いたりするものだ。
世の中には「きっと彼女はまだ俺のことを好きでいるはず」と過去の恋人に対して誤った認識をもつ人が一定数いる。
そんな馬鹿げた態度を取る人たちに取り合う必要はないが、ただ自分を磨いて素敵な人になることで、彼らの後悔を膨らませてやればいいと思う。
自分の選択って本当はそれが最善だったはずだし、現在はなるようになった結果なんだけれど、それでも人は後悔するものだ。
だから意識して前を向かなければならない。
過去をいつまでも引きずらず、むしろ周囲にはあなたの存在を引きずらせるような、キラキラとした生き方をしてほしいなと思っている。