紳士淑女ってとても魅力的だと思う
「チャラい人が好き」という友人がいる。
まあ、分からないではない。
少女漫画でも、女性の扱いに慣れている男性が、芯のある明るい主人公に惹かれて「君は特別」と一途になるのはよくある展開だ。
チャラいってなに?
そもそも「チャラい」というのは何となくで共通認識を持っているけれど、どういう意味なのだろうかと疑問に思った。
調べると最初に出てくるのは「軽薄で浮ついている、遊んでいそう」というふんわりした言葉。
特徴としては
・見た目が派手
・距離を詰めるのがうまい
・恋人と友達の線引きが曖昧
などが挙げられるらしい。
おそらく3つ目の要素が一般に嫌な印象を与えているのだろう。
前向きな解釈をすると
「見た目で人を判断しない」として、人との距離を詰めるのがうまいのは普通に長所ではないだろうか。
「社交的」と言い換えれば誰もが認める好感ポイントだ。
そして問題の「恋人と友達の線引きが曖昧」という特徴だけれど、これは友達目線だとすごく心地良かったりする。
線引きが曖昧というのは、「友達に対しても恋人のような距離感」と言い換えられる。
恋人にするように気を配り、もてなすのだ。
ちょっとしたことに気づいてくれたり、エスコートしてくれる。優しい言葉をかけてくれる。
その点だけ見れば長所だし、好かれてしかるべきだと思う。
軽薄な要素はいらない
と、ポジティブを拗らせたような解釈をしてみたのだが、「チャラい」の問題点は不誠実さにある。
リップサービスが多かったり、言行の不一致が目立つ。
周囲への気配りができて誠実であるなら、それは「紳士」と呼ばれるものだ。
紳士の特徴を調べると以下のようなものが出てくる。
・レディーファースト
・老若男女に優しい
・人の悪口を言わない
・芯があり行動がブレない
誰にも細かな短所はあるだろうが、「紳士である」という長所を備えていれば性格面で欠点はないと言えるのではないかとさえ思える。
男性らしさと女性らしさ
女性は女性で、淑女(品のある、しとやかな女性)は素敵だなと思う。
「女性は優しくされて当然!」といったがめつさを感じるとがっかりしてしまう。
紳士淑女が私の理想だ。
「どんな人に惹かれるか?」はもちろん人それぞれだし、「どんな風に生きるか?」も自分で決めればいい。
けれど、「男性らしさ」「女性らしさ」という共通認識があることはジェンダーレスだとか男女平等が唱えられている中でも成り立つのだと理解していてほしい。
そこを履き違える人を時々見かける。
男性らしくない男性がいてもいいし、女性らしくない女性がいたっていい。
単に、「私は男性らしい男性、女性らしい女性が好き」というだけである。
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