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【MIJの技術を海外に認めさせた歴史的なモデル】TOKAI Reborn期 LS-80 LesPaulタイプ 1978年製
【商品ページ】 https://purpose-music.shop/products/used-tokai-reborn-ls-80-1978 1978年から発売されたTOKAI、LSシリーズの貴重な初年度のLS-80が中古で入荷しました! 本家のレスポールを細部にまで再現し、海外に日本のギター製造技術の高さを知らしめた歴史的な1本! ボディは美しいメイプルトップとマホガニーバックで構成されており、クラシックなルックスとウットリとするような温かみのあるトーンが魅力です! ネックは、馴染みのあるCシェイプで快適な演奏感を与えています。 [LS -80の歴史と特徴] ◼️1970年代後半、日本のギター産業の転換点 1970年代後半、日本のギター産業は大きな転換点を迎えていました。それまで「コピーモデル」として知られていた日本製ギターは、その品質の高さから世界中で評価されるようになっていました。しかし、単なるコピーを超えて、独自の価値を持つギターを作り出すという新たな挑戦が始まろうとしていました。 ◼️TOKAIの決断:「Reborn」シリーズの誕生 1978年、静岡県浜松市に本社を置く東海楽器製造株式会社(TOKAI)は、大胆な決断を下します。それは、「Reborn(再生)」というコンセプトのもと、伝説的なギターの魂を受け継ぎつつ、日本の技術と感性で新たに生まれ変わらせるプロジェクトの開始でした。 ◼️LS-80:職人たちの情熱が結実したモデル このプロジェクトの中心となったのが、LS-80でした。LS-80は単なるレスポールタイプのギターではありませんでした。それは、日本の職人たちの技術と情熱、そして音楽への深い理解が結実した作品だったのです。 ◼️独自の進化:日本の職人技が生んだ革新 LS-80には、多くの独自の特徴が盛り込まれました: 木材選定:日本の湿潤な気候を考慮し、特別に選定された木材を使用。 ネック接合技術:独自の接合方法により、安定性と音の伝達効率を向上。 ピックアップ:日本の電子技術を活かした、クリアでパワフルな音質の実現。 塗装技術:伝統的な漆塗りの技法を応用した、美しく耐久性のある仕上げ。 ◼️市場での反響:予想を超える評価 LS-80が市場に登場すると、その評価は予想を超えるものでした。日本国内のミュージシャンたちは、その品質と音色に驚嘆し、海外のギタリストたちも、この「日本発」のギターに注目し始めました。 ◼️レガシーの継承:現代に続く影響 LS-80の成功は、日本のギター産業全体に大きな影響を与えました。「日本製」が品質の象徴となり、多くのメーカーが独自のモデル開発に乗り出すきっかけとなったのです。 ◼️現代における再評価:ヴィンテージギターとしての価値 時を経て、LS-80は「ジャパン・ヴィンテージ」として新たな評価を受けています。その革新的な設計思想と職人技は、現代のギター製造にも影響を与え続けています。 TOKAI Reborn期 LS-80は、日本のギター産業の転換点を象徴し、職人たちの挑戦と革新の精神を体現した作品なのです。その魂は、今も多くのミュージシャンとギター愛好家たちを魅了し続けています。
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【商品紹介】YAMAHA AE-11 フルアコ 1967-1971年頃 ジャパンビンテージ
1967-1971年頃に製造されたYAMAHAのAE-11が中古で入荷しました! 本器はトップにスプルース材を使用し、サイドとバックにはメイプル材を採用しています。そのため、クリアなサウンドが特徴で、輪郭がはっきりとしています。 ネックはメイプルで、ローズ指板が装備されており、ナット幅は約42.5mmとなっております。 また、後継モデルでは見られない0フレットを採用しており、弦の振動が均一に伝わることで、音色の一貫性が保たれます。 このAE-11は、1960年代後半の国産ギター黎明期に登場した今もなおファンの多いモデルです。 さまざまな説がありますが、伝説のJAZZギタリスト、ウェスモンゴメリーも手に入れたがっていたというエピソードがあるそうです。 そのような背景も含めて、このギターの魅力をぜひ感じてください!