PURPOSE Music Store(パーパスミュージックストア)

主にジャパンビンテージのギター、ベースを販売しているオンライン型ショップです🎶 約6年…

PURPOSE Music Store(パーパスミュージックストア)

主にジャパンビンテージのギター、ベースを販売しているオンライン型ショップです🎶 約6年間楽器に携わり、2024年2月に独立したばかりの新米ショップですが、よろしくお願いします。 noteでは商品情報やコラムを発信します🎸 ▶️https://purpose-music.shop

最近の記事

TOKAIのLSシリーズはなぜ評価され続けているのか

TOKAIはGibsonレスポールモデルの忠実な再現を目指して1978年にLSシリーズの生産と販売を開始しました。 主なモデルは、 【Les Paul Reborn】 初期の代表的モデルで、1958年製Gibson Les Paulの忠実な再現を目指しました。高品質な木材選定と精密な製造技術により、オリジナルに非常に近い特性を持っていました。 ・LS-80 LSシリーズの中でも人気の高いモデルの一つです。1980年代に製造され、ヴィンテージ・レスポールの特徴を多く取り入れ

    • 個人出品とお店への売却:メリットとデメリットを徹底比較

      近年、インターネットの普及により、ヤフオクやメルカリなど個人で楽器を始め、不用品を出品する機会が増えています。一方で、従来からある店舗への売却も依然として人気があります。今回は、個人出品とお店への売却それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。 個人出品のメリットとデメリット 💡個人出品のメリット 高値で売れる可能性 個人間取引では中間マージンがないため、店舗よりも高値で売れる可能性があります。特に、希少価値の高いアイテムや、コレクターが求めるものは高額での

      • リサイクルショップor専門店:あなたの大切な品物、どこで売るべき?

        私たちの生活の中で、不要になったものや使わなくなったものを処分する機会は少なくありません。そんな時、多くの人が選択肢として考えるのが、リサイクルショップや専門店での売却です。しかし、どちらを選ぶべきか迷うことも多いでしょう。今回は、総合リサイクルショップと専門店のそれぞれのメリット・デメリットを比較しながら、最適な選択肢を探っていきます。 総合リサイクルショップ総合リサイクルショップのメリット 総合リサイクルショップの最大の魅力は、その便利さにあります。家電、家具、衣類、

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          【TAB譜あり】familie / Mrs.GREEN APPLE (Solo Guitar)

          TAB譜(コード付き)↓ https://purpose-music.shop/blogs/solo/tab-mrs-green-apple-familie

        TOKAIのLSシリーズはなぜ評価され続けているのか

          エレキギターの音色を決める要素:ピックアップの魅力

          エレキギターの音色を決める重要な要素の一つがピックアップです。ピックアップは弦の振動を電気信号に変換し、アンプを通して音を出力する役割を果たします。主に「シングルコイル」と「ハムバッカー」の2種類があり、それぞれ特徴的な音色を持っています。このブログでは、両者の特徴を詳しく見ていきましょう。 シングルコイルピックアップ:クリアで歯切れの良いサウンド シングルコイルピックアップは、フェンダー系のギター(ストラトキャスターやテレキャスターなど)で主に使用されている基本的なタイ

          エレキギターの音色を決める要素:ピックアップの魅力

          弦のゲージが音色にどの程度影響するのか

          弦のゲージ(太さ)は、アコースティックギターの音色に一定の影響を与えますが、材質ほど劇的な変化をもたらすものではありません。以下に、ゲージが音色に与える影響とその程度について説明します。 ゲージの音色への影響 音量と音の太さ 一般的に、太いゲージの弦ほど音量が大きく、音が太くなります。これは、太い弦の方が振動エネルギーが大きいためです。 音の明るさ 細いゲージの弦は、比較的明るい音色を生み出します。一方、太いゲージの弦は、より豊かな低音を生み出します。 倍音の豊かさ

          弦のゲージが音色にどの程度影響するのか

          アコギの弦について:ブロンズ弦とフォスファーブロンズ弦の違い

          アコースティックギターの魅力を引き出す弦選び アコースティックギター(アコギ)の音色は、弦の選択によって大きく変わります。特に、フォスファーブロンズ弦とブロンズ弦は、アコギ弦の二大勢力として知られています。これらの弦の違いを理解することで、自分の演奏スタイルや好みに合った音色を見つけることができるでしょう。 ブロンズ弦の特徴 ブロンズ弦は、アコギ用の弦として長い歴史を持つ定番の選択肢です。 音色の特徴 フォスファーブロンズ弦と比較すると、高音が落ち着いており、よりふくよ

          アコギの弦について:ブロンズ弦とフォスファーブロンズ弦の違い

          アコースティックギターにおける単板と合板の違い

          アコースティックギターを選ぶ際に、多くの人が直面するのが「単板」と「合板」の違いです。これらはギターの音質、価格、耐久性に大きな影響を与えます。このコラムでは、単板と合板の違いについて詳しく解説し、それぞれのメリットとデメリットを探ります。 単板とは 単板(ソリッドウッド)は、一枚の木材から切り出された板を使用して作られたギターのことを指します。単板は木の自然な響きを最大限に活かすことができるため、音質に優れたギターを作ることができます。単板のギターは、時間が経つにつれ

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          希少なメンフィス製Gibson ES-335の魅力

          PURPOSE Music Storeは、中古楽器を専門に取り扱うオンラインショップです。お客様に高品質な楽器を提供することをモットーに、丁寧なコミュニケーションと迅速な発送を心掛けています。多くのお客様から高い評価をいただいており、楽器選びのサポートを通じて、音楽の楽しさを広げるお手伝いをしています。 さて、今回ご紹介する商品は【Gibson Memphis ES-335 DOT figured メンフィスデカール付き 2002年製】 https://purpose-mu

          希少なメンフィス製Gibson ES-335の魅力

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          【MIJの技術を海外に認めさせた歴史的なモデル】TOKAI Reborn期 LS-80 LesPaulタイプ 1978年製

          【商品ページ】 https://purpose-music.shop/products/used-tokai-reborn-ls-80-1978 1978年から発売されたTOKAI、LSシリーズの貴重な初年度のLS-80が中古で入荷しました! 本家のレスポールを細部にまで再現し、海外に日本のギター製造技術の高さを知らしめた歴史的な1本! ボディは美しいメイプルトップとマホガニーバックで構成されており、クラシックなルックスとウットリとするような温かみのあるトーンが魅力です! ネックは、馴染みのあるCシェイプで快適な演奏感を与えています。 [LS -80の歴史と特徴] ◼️1970年代後半、日本のギター産業の転換点 1970年代後半、日本のギター産業は大きな転換点を迎えていました。それまで「コピーモデル」として知られていた日本製ギターは、その品質の高さから世界中で評価されるようになっていました。しかし、単なるコピーを超えて、独自の価値を持つギターを作り出すという新たな挑戦が始まろうとしていました。 ◼️TOKAIの決断:「Reborn」シリーズの誕生 1978年、静岡県浜松市に本社を置く東海楽器製造株式会社(TOKAI)は、大胆な決断を下します。それは、「Reborn(再生)」というコンセプトのもと、伝説的なギターの魂を受け継ぎつつ、日本の技術と感性で新たに生まれ変わらせるプロジェクトの開始でした。 ◼️LS-80:職人たちの情熱が結実したモデル このプロジェクトの中心となったのが、LS-80でした。LS-80は単なるレスポールタイプのギターではありませんでした。それは、日本の職人たちの技術と情熱、そして音楽への深い理解が結実した作品だったのです。 ◼️独自の進化:日本の職人技が生んだ革新 LS-80には、多くの独自の特徴が盛り込まれました: 木材選定:日本の湿潤な気候を考慮し、特別に選定された木材を使用。 ネック接合技術:独自の接合方法により、安定性と音の伝達効率を向上。 ピックアップ:日本の電子技術を活かした、クリアでパワフルな音質の実現。 塗装技術:伝統的な漆塗りの技法を応用した、美しく耐久性のある仕上げ。 ◼️市場での反響:予想を超える評価 LS-80が市場に登場すると、その評価は予想を超えるものでした。日本国内のミュージシャンたちは、その品質と音色に驚嘆し、海外のギタリストたちも、この「日本発」のギターに注目し始めました。 ◼️レガシーの継承:現代に続く影響 LS-80の成功は、日本のギター産業全体に大きな影響を与えました。「日本製」が品質の象徴となり、多くのメーカーが独自のモデル開発に乗り出すきっかけとなったのです。 ◼️現代における再評価:ヴィンテージギターとしての価値 時を経て、LS-80は「ジャパン・ヴィンテージ」として新たな評価を受けています。その革新的な設計思想と職人技は、現代のギター製造にも影響を与え続けています。 TOKAI Reborn期 LS-80は、日本のギター産業の転換点を象徴し、職人たちの挑戦と革新の精神を体現した作品なのです。その魂は、今も多くのミュージシャンとギター愛好家たちを魅了し続けています。

          【MIJの技術を海外に認めさせた歴史的なモデル】TOKAI Reborn期 LS-80 LesPaulタイプ 1978年製

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          楽器を長持ちさせる!正しい保管とメンテナンス法

          楽器を「大切にする」ということ 楽器は演奏者にとって大切なパートナーです。中古楽器を手に入れた際に は、その楽器を長く使用するためにも、適切な保管と保存方法を知っておくことが重要です。 楽器店に勤務していた頃、購入していただいた方から「使わないときはギタ ーケースにしまったほうがいい?」や「弦は緩めておいたほうがいい?」など質問をいただくことが多々ありました。 以下では、僕なりに中古楽器の保管と保存方法について説明していきます。 まず、中古楽器を手に入れた際には、基本的

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          【商品紹介】YAMAHA AE-11 フルアコ 1967-1971年頃 ジャパンビンテージ

          1967-1971年頃に製造されたYAMAHAのAE-11が中古で入荷しました! 本器はトップにスプルース材を使用し、サイドとバックにはメイプル材を採用しています。そのため、クリアなサウンドが特徴で、輪郭がはっきりとしています。 ネックはメイプルで、ローズ指板が装備されており、ナット幅は約42.5mmとなっております。 また、後継モデルでは見られない0フレットを採用しており、弦の振動が均一に伝わることで、音色の一貫性が保たれます。 このAE-11は、1960年代後半の国産ギター黎明期に登場した今もなおファンの多いモデルです。 さまざまな説がありますが、伝説のJAZZギタリスト、ウェスモンゴメリーも手に入れたがっていたというエピソードがあるそうです。 そのような背景も含めて、このギターの魅力をぜひ感じてください!

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          楽器初心者のための完全ガイド:最初の一歩を踏み出そう

          今回は、これから楽器を始めようと思っている方へ「初めて楽器を買う時」ということをテーマに書かせていただきます。 まずは自分語り失礼します。 僕は自分のお金で初めて楽器を買ったのは小学校6年生の時にお小遣いを貯めて手に入れたブルースハープ(ハーモニカ)でした。当時はフォークソン グブーム(ゆず、コブクロ、19など)で早い友達はチラホラとギターを弾 き始めていたので「今からギターを始めてもみんなに追いつかないだろうし、何より1番になれない!」という謎のライバル心から、あえて誰

          楽器初心者のための完全ガイド:最初の一歩を踏み出そう

          中古楽器選びのポイント:利点と欠点を比較しよう

          音楽を楽しむために必要な道具である楽器。 今回は僕なりの中古楽器の魅力と念点を紹介させていただこうと思いま す。あくまで個人的な考えなので、スラーっと読んでいただく程度で満足です。 まず新品を購入するのも魅力的ですが、中古にも魅力的なところがあります。 中古楽器のメリット 1.費用面でのメリット プレミアがついているもの以外は通常、新品に比べて価格が安くなっています。特にまだ新品が発売されている現行品というものは新品より安くなっていることが多いです。 なので、例えば予

          中古楽器選びのポイント:利点と欠点を比較しよう

          「目的同士を繋ぎたい:PURPOSE Music Storeが目指すもの」

          はじめまして。PURPOSE Music Shop(https://purpose-music.shop)を運営している三井拓郎と申します。 私の今までの音楽遍歴等にご興味がある方はこちらをご覧ください↓ このnoteでは、商品入荷情報や、楽器に関してのコラムなどをお伝えしていきたいと思います。 PURPOSE Music Storeは、「楽器は受け継がれていくもの」をモットーに、主にヴィンテージギターやベースの販売、楽器買取を行なっております。(※新しいモデルなども買取

          「目的同士を繋ぎたい:PURPOSE Music Storeが目指すもの」