カプチーノのマダムの話
今日、バイト先のパン屋さんにスタバ時代の常連さんが来店した。
お互いマスクをしているし、私はスタバの格好でもないしで、最初は気づかなかったが、私はその優雅な雰囲気と声ですぐピンときた。
いつもお気に入りのカプチーノを頼むあの素敵マダムではないか👀
「もしかして、〇〇さんですか?私スターバックスで以前働いてた者です。」
そうドキドキしながら声をかけると、
「あらーお久しぶり!」と明るい声で返してくださった。
ちょうどお店がスローな時間だったので、パンを袋詰めしながらちょっと世間話をした。
スタバをやめる時にセブに行くことは話していたので、
・コロナで帰国せざる負えなくなったこと
・今後模索中なこと
・早く国外いきたいなーという願望
といったことをゆるゆる話した。
しかもこのマダム、まさかのスタバに寄ってから、コーヒーのお供にパンを買いに来たそう。
今でも頼むのはカプチーノだけらしい。変わらぬその人らしさに、どこかホッとする私がいた。
「今日は会えて嬉しかったわ!たま寄るわね😊」そう言ってマダムはお店を後にした。
このマダムにはスタバの人じゃない時もふとした拍子に会う確率が高い気がする。
でも会うのはもちろんスタバ。笑
定職に就かなくても、突然海外で働きだしても、人生迷子でふらふらしてても、このマダムはいつも、
「したいように生きればいいのよ」と、安心する一言をかけてくれる。
パン屋でアルバイトを初めて早3ヶ月。
働く意味、就活する意味、自分にとっての『安定』とは、などなど、社会人としての基礎が分からなくなってきてたので、今日このマダムに会えたことはとても大きかった。
心が穏やかになった一時でした。
こういう瞬間こそ、"it made my day." って言うにふさわしい。☕✨