🎲ボドゲカフェ開店日誌6️⃣～改善点編～

みなさんごきげんよう
開店初日をなんとか乗り切り、一段落した気がする、くやなです。

見えてきた改善点

ぶっちゃけ言うと開店前から憂慮していたことも含まれるのだが、改めてお客さんとのそういう話題になると、緊急性が増すというものである。
既に対処に動き始めた項目もあるが、後学のためにもnoteっておく。

何を勧めればいいか、全然分かっていない

ボドゲカフェオーナーとしてあるまじき問題である。
多種多様な趣味嗜好を持つ各お客さんによって、まず「これは勧めてもハマらないだろうな」というのは除外しつつ、「これなら気に入りそうだな」というのは前提として、「相席の場合は更に全員分」でそれを考えて、「最大公約数的な」ボードゲームを勧めなければならないのである。
もっとも、全員のことをあまりにも考えすぎた結果何も勧められなくなる場合もあるとは思うので、時にはある程度許容してもらわなければならないときもあるのだろうが、とは言えである。
結局のところ、やはり「プレイ時間毎」「ゲームメカニズム毎」において偏ったラインナップは悪手だろうという結論は変わらない。
そしてある程度の初心者を想定するのであれば、やはり有名どころは取り揃えておいた方が良いのだとも思われる。
ユーザー別おすすめボドゲロードマップのようなものを作成した方が良い気がしてきた。

入口ドアの建て付けが悪い

まあこれ問題そのものを解決するのは、賃貸である以上難しい問題ではあるのだが…
少なくとも、建て付けが悪く、少しドアを持ち上げて開けるという手法を案内表示することは簡単に出来る。
たまたまドアにはハメ込みのガラス窓があるのでそれを活用して、店舗内側に案内の表記をしても良いのかなと思います。
もしくは看板をドア近くに設置して、その看板に記載するとかですかね。
夏場は開けっ放しにするのも良さそうだけど、虫は嫌なのでファスナーやマグネット開閉式の戸を貼りたいところ。

お店だということが夕方分かりにくい

前回の記事でも多少触れたのだが、どうもイルミネーションも街灯も点かない"魔"の時間帯があるようで、そのタイミングに暗かったらそりゃ見つけにくいよねという話である。
暗くなったらドア横の電気を付けるという対策自体は既に可能なので実行するとして、他に考えられるのがセンサーライトの設置である。
しかしこれには多少問題があって、自動車がギリギリ2台行き来出来るくらいの車道に隣接してしまっている。
車が通ったタイミングでセンサーライトが反応するとなると、ドライバーの視界を奪って運転が狂う可能性がある。
それで事故を誘発してしまっても困るので、センサーライトは設置するにしても位置や角度には細心の注意を払う必要があるかと思われる。
ということでたった今思いついた案として面白そうなのが、ネオンを利用した看板だ。
最近流行ってるよねネオン、普通になんかおしゃれでかっこよくてかわいいし、昭和レトロ感もあってエモいってやつだ。
問題は電気代だが、ソーラーでなんとかなるだろうか。
でもソーラーで考えた場合って結局イルミネーション同様夕方点灯の判定基準が同じなら、狙ったタイミングで光ってくれないんよな。
要検討である。

ボドゲ周辺グッズ不足

得点チップ、トークントレイの用意を完全に失念していた。
トレイはおそらくセリアでなんとなく買い集めていたものがあった気がするので…
得点チップの方だが、なんとなく”りばコイン”という物が利便性として優秀そうというのは、オープン会などで使わせていただいた経験上あった。

木製りばコイン(基本100枚セット)

4卓あるし、複数セット必要かな…？とか考えていると、なんと

【卸売価格】木製りばコイン(基本100枚セット×10袋入り)

卸売り価格10セットなるものがあるではないですか。（誰でも買える）
なるほど全くノーマークでしたが、確かにこれもボドゲグッズの1つとして販売のニーズはあるな…
と言うことでこれに加えてついでに

【卸売価格】スペースインベスターズ(6個セット)

スペースインベスターズというボドゲ本体も仕入れてみることに。
なんかこれ新しいパッケージで新版が出てる？感じなんですが、まあパッケージにはこだわり無いのでこっちでも良いかな。
販売価格も安いほうが売れそうだしね。
ということで得点チップについては到着待ち。

ちなみに筆記用具、メモ帳の要望もあったので、これは100均で揃えておこうと思う。
ボドゲも販売することを考えると、領収書はやっぱあったほうが良いかなと思い始めたので、これもついでに買っておこう。
あとノート1冊とペン置いといて、お客さんが自由に日記みたいに書けるあれも置いとこうかな。ああいうの大好き。書いたこと無いけど。

周辺住民への訴求力の無さ

いつかの記事でも書いた気がするが、実は結構周辺のお年寄りの方々に「なんのお店？」と聞かれることがあった。
のだが、「ボードゲームで遊べるお店で～」みたいなことを言うばかりで、ボドゲそのものの魅力についてあまり発信できていなかったと反省している。
その話を初日来店の方と話していると、「老化防止」「認知症予防」などの宣伝文句を提言され、なるほど…！と感銘を受けた。
ボドゲの魅力は楽しむだけではなく、教育や健康のためにも良いということを、すっかり忘れ去っていた。
次回開店以降、看板に記載しておこうと思う。

また、同じ人には「店頭にポストを置いておき、チラシを入れておいて、道行く人が取れるようにする」というアイデアも伺った。
どうやら他のボドゲカフェで同様の宣伝方法を見たことがあるとのことで、これは結構有用かもしれない。
ただ…どうしても屋外への設置にはなる上に週に1,2回しか店舗にいないので、雨風への対策がかなり難しい気もする。
妙案がある方がいれば是非とも教えて下さい。

オープンチャット

これまた同じ方からの提言だが、やはりお店のオープンチャットはあった方が便利とのことだ。
特にボドゲカフェという特殊な業態において、お店に相席希望の人がいるかどうかと言うのは、そのお店に行くかどうかの選択に多大なる影響を与える。
まあ当店の場合はオーナーである私が相席することが出来るのだが、それ込みで考えたとて3人以上推奨のボドゲは多い。
なんかLINEで簡単に作れるようなので、作っておく。
これの公開範囲を来店客に絞るのか、ネットでも希望者には公開するのか、はたまたSNSのプロフィールに記載するレベルで全世界に発信するのか、悩ましいところだ。

インスト用タブレット端末

またある人は、予算に余裕があるならインスト用にタブレット端末を用意して、お客さん自らそれを活用することによって、店の混雑時にも対応出来るという名案を。
少なくとも軽ゲーにおいてはタブレット動画だけで済ませられる可能性が高い。
AndroidOSの安物ではあるが10インチのタブレットを購入しておいた。

またおそらく中量級以上のボドゲにおいては、そもそもネット上のインスト動画を事前に見てから来店すれば、100%は理解できなかったとしても、50%程度でも理解しておけば店頭でのルール説明で完璧に理解しやすいという持論を展開されていた。
なるほど確かに、店舗内で過ごせる時間が有限であることを考えると、事前準備をしておくことで効率よくボドゲ時間を過ごせる。なんとも賢いムーブである。
オープン会ではどんなゲームが立つかの想定がしにくいところだが、ことボドゲカフェに関しては例えば仲間内4人で一緒に行くケースも多いのだろうし、そういったときにはみんなで同じ動画を見ておくと理解もしやすいだろう。
そしてそれを実現してもらうためには、そもそも【店頭のボドゲのルール説明動画】が世の中に存在することが前提となっているのだ。
もちろん先人の方々の動画を見てもらっても良いのだが、仮にその動画に不備があって文句を言われるのもアレなので、自分で用意していきたいと思う。
インターネット上に店舗として動画を上げることによって集客に繋がるし、場合によっては収益や案件にも繋がると思われるので、一石四鳥くらいあるかもしれない。お得。実質拡大再生産。

スリーブラインナップ

Engamesさんからの仕入れとしては、試しにスタンダードサイズ（ポケカとか）と、ユーロサイズ（ドミニオンとか）の2種類だけを注文していたのだが、お客さんの話を聞いてみると「アメリカンサイズ」の需要があるとかないとか。
まあもちろんEngamesさんでは取り扱っていますし、そもそもボードゲーマー向けでスリーブを作っているわけなので、これを機にとりあえずで全種類仕入れてみました笑
大量に欲しい場合は事前にお申し付けくだされば発注しておくので、お気軽にご相談ください。
（例：ドミニオンのためにユーロハード1000枚等）

概ね小学生以下くらいの身長のお子様向けの座席

前回記事でも少し触れたが、せっかく高さ調整出来る机を下げずに使い続けるという愚行をしていたので、まずそれについては反省。
そして後から気付いたのだが、4席中2席しか高さを調整出来ない。
スペース的にも、もったいなさ的にも今ある机を撤去して新しく買う…というのは考えないとして、可能性があるとすれば子供用チェアの買い足しだ。
ショッピングモールのフードコートなんかにたまにある。座高が高いアレ。
軽く調べてみたらハイチェアとか言うらしい。知らなかった。
これなら机側の高さを下げる必要がなく、大人も子どももプレイしやすいかもしれない。効率的。

まとめ

やっぱりお客さんの生の声は非常にありがたい。
仮に来たことが無いとしても、行こうか迷っている人の意見は参考にしたいので、お気軽にコメントください☺️