マイクロアントレプレナー がやってきた!#3
こんにちは!
前回、前々回と続き、
マイクロアントレプレナーのお話です!
今回の#3では
【マイクロアントレプレナーを始めた理由】
に焦点を当てていきたいと思います!
簡単に復習という形で、「マイクロアントレプレナー」の
予備知識について書いていきます!
(前回までの内容が頭に入っている方は、結果から見ていただければ幸いです!)
簡単に復習
まずは用語から、、、
★「アントレプレナー」(=Entrepreneur)とは
企業を起こす人、企業家、起業家のこと
★「マイクロアントレプレナー 」(=Micro Entrepreneur)とは
小さな起業家、プチ起業をする人のこと
#1では
マイクロアントレプレナーの基本知識を定義などを用いて
説明していきました!
↓↓#1の記事はこちら↓↓
#2では
【マイクロアントレプレナーの実態】について
調査結果をもとにクロス集計なども利用して説明していきました!
実際に全国のマイクロアントレプレナーがどのくらいいるのか、
正確な実態は掴めていません。
ただ独自で行った5,000名を対象とした調査では
「プチ起業をした経験がありますか」という質問に対して
・「経験なし」4552名 =91.04%
・「経験ないが関心があり実施してみたい」214名 =4.28%
・「経験あるが今後はしない」123名 =2.46%
・「経験あり継続中」111名 =2.22%
という結果になりました。
↓↓#2の記事はこちら↓↓
マイクロアントレプレナー実態調査の方法
前回用いた調査の別の回答をご紹介していきます。
※「仕事と健康に関する調査」
楽天インサイト株式会社に委託して2019年11月25日より実施
回答者数は全国の5,000
性別は男性が2,485名(49.7%)、女性が2,485名(50.3%)
年齢は最大値79歳、最小値15歳、平均値48.57歳
この調査では「プチ起業」を以下のように定義しています。
★「プチ起業」
=自分自身の能力・スキルを生かして仕事を請け負うこと、
副業により複数の仕事を持つこと、自宅等でネットや携帯アプリを活用してCtoC(個人間取引)ビジネスやシェアビジネスの事業を始めること
結果① 【「プチ起業」実施理由】
まずは【「プチ起業」実施理由】について見ていきます!
※「経験あるが今後は実施しない」と回答した123名と
「経験あり継続中」と回答した111名を対象とした
計234名の「プチ起業」実施理由の集計です。
図1:「プチ起業」実施理由
1.「収入を増やしたかった」112名 =47.9%
2.「自由に仕事がしたかった」105名 =44.9%
3.「仕事の経験・知識や資格を生かしたかった」72名 =30.8%
4.「趣味や特技を生かしたかった」71名 =30.3%
5.「自分の技術やアイデアを事業化したかった」68名 =29.1%
という結果でした。
やはり、収入の足しにする目的で
プチ起業をしている人が多いようですね。
では、実際に「プチ起業」で稼げるの?
という疑問出てきますよね?
結果② 【「プチ起業」による月収入】
次は【「プチ起業」による月収入】
について見ていきましょう!
図2:「プチ起業」による収入
「わからない」と答えている割合が高く、
正確なデータは取れませんでした。
「プチ起業」による収入は不安定な可能性があります。
ただ「30万円以上」と答えた回答者は5名で
・平均値 164万円
・最小値 40万円
・最大値 600万円
という結果が出ました。
でもこんなに成果が出ているのは
有識者や経験者なのでは?
と感じる人も多いでしょう。
結果③ 【職業別「プチ起業」による収入】
さらに【職業別「プチ起業」による収入】を見ていきましょう!
図3:職業別「プチ起業」による収入
まず、見づらくてごめんなさい、、、。
この結果から言えることは
起業経験のない主婦・主夫や引退・リタイア・年金暮らしに含まれる層でも十分な収入が得られている人もいるこということです。
日本の主婦の平均月収は約10万円であるとされていますが
「プチ起業」のビジネスによっては
それ以上の収入を得られる可能性もあります。
実態調査結果のまとめ
日本のマイクロアントレプレナーの活躍は、
アントレプレナー同様、まだまだ少数です。
この原因として考えられることは
①そもそも認知度が低い
②前例が少なく、周りに手本となる存在がいない
③収入を増やすための選択肢にない
④趣味・特技・資格の活用方法として「プチ起業」が選択肢にない
などであると思います。
私がなぜこれほど
注目しているのかというと、
”「マイクロアントレプレナー 」
は地方創生に貢献できるのではないか!?”
と考えるからです!!
収入を増やすためだけでなく、
全国各地で雇用の創出をしたり、自分でビジネスを生み出せるということが地方創生にも繋がるはずです!
長くなりましたが、今回はここまでにします!
次回は地方創生のお話を絡めていきます。
最後まで見ていただきありがとうございました!!🤗
そして、記事についてアドバイスをくださったみなさん
ありがとうございます!