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【noteお題】 はじめて買ったCDは?

「はじめて買ったCD」のお題です。

私のはじめて買ったCDはなんだろうと、その時のことを振り返ります。

CDという音楽媒体が発売されるということを周知し「じゃあ、どれを買おうかな?」と雑誌の予告広告を眺めましたが、選択ができないくらいCDのタイトルは限られていました。洋楽は10〜20ぐらいのバンド・アーティストの再発・リイシュー盤が最初に発売される事になっていました。

「レコード」との比較で、コンパクトディスクは、長時間収録でき、サイズが小さい半永久など、音がいい、デジタルなど、当時の最高峰の技術をうたっていました。今はアナログレコードの再認識がされ空前のレコードブームに加え、音楽を楽しむライフスタイルの手段とし、よりコンパクトなネット配信が主になってますね。

レコードが高額になっていき、手が出なくなってきた、置き場所にも困るなど、当時の日本の生活に合わなくなってもいたことから、CDへの移行としてのタイミングがよかったのかなとも思いました。

イメージ画像のつもり(イラスト : gennmyoukyoudai作成)

音楽CDの販売は海外、多分、米国が最初に発売したのではないかと、記憶します。日本盤はまだ発売されていなかったので、まず輸入盤を買いに行きました。

CDという媒体を記念に買うつもりでした。見回すと、そんなに好きなバンドもなく、買いたいCDは一枚もありませんでした。

必死になって必ず最初に出たCDを記念で買おうと思い、お店で相当考えて、探して、やっとのことで、これでいいかな?というものを発見しました。ただ、そのバンドのCDはたった1タイトルしかなく、更にそのCDは2枚組でした。しかも2枚組はその1タイルしかなかったのです。


ハテナマークの下に一番最初に買ったCDがありますが、諸事情で内容を言いません
はじめに買ったCD(本物・私物)


これなら聴けるなーって思ったのに、なぜに2枚組?と割高な商品を買うのは結構嫌でしたが、仕方ないと思いました。買いたくなかったし、お財布にキツかったですが他の選択肢は私にはありませんでした。

しかも家に戻って見てみると、ケース不良品で、中央の爪は折れていて、CDが外れ、ガタガタとします。聴いても、アナログと違って不自然な曲のカットがあり、音も悪い。とりあえずCDにしてみましたというやっつけ感が満ち溢れていました。記念なので、記念なので、記念なので、、、それでも仕方いよ!と自分にいいかせます。

2枚組CD、だけど天下の超有名洋楽バンドということで自己満足せざるおえませんでした。

実はこのCD化はバンドの了解を得ることもなくレコード会社が勝手に発売したもので、プロデューサー兼バンド・リーダーはこのCDをいつの日か自分の監督下のもと、作品としてちゃんとした内容のCDをリリースしたいと思っていたのだそうです。

それから月日が流れ、1人で日本にやってきたプロデューサー兼バンド・リーダーは、極東の地で自分の過去のバンドの映像を発見し、再びテイクオフさせるべく旅へのフライトに向かうとは、誰も想像していなかったでしょう。プロデューサー兼バンド・リーダーリマスターした作品群を持って、再び、君臨しようなど、当時は夢にも思っていませんでした。

私がその未来を知らない時から、そのバンドの作品群を集めるようになり、20年後にネットを駆使し、そのフライトを多くの人たちと観る事にまで発展するとは、人生わからないものです。



上記のCDは輸入盤の話です。日本盤はまだ洋楽ロックバンドのCDは発売されていませんでした。

しばらくしてやっと国内盤でのCDが発売されました。やっぱり買いたい作品がなく、ずうと考えて、仕方ないのでDavid Bowieにしました。David Bowieは「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」が有名でしたが、当時はアルバムを買うほどBowieは好きではありませんでした。でもCDの中でどうにか買えるアーティストはBowieしかいなかったので仕方なく購入しました。

先にも書きましたが、最初に発売されたCDは全て再発盤で新譜はありません。なので、レコード会社が選んだ作品が数十枚だったので選ぶ事が難しいものでした。

買ったのが『ヤング・アメリカンズ (Young Americans)』。洋楽ロック=ハードロックぐらいの、当時の私にとっては、「プラスティックソウル」とかとっつきにくく、全然、聴きませんでした

帯が紛失してしまったので歌詞カードを出してみました(本物・私物)



私はCDに期待をしていました

3度目のCDリベンジはビートルズでした。日本でビートルズの全アルバムがCD化される!ということで、私はやっと記念すべくCDを購入できると思いました。

私は誰よりも最初にCDとしてリリースされた記念のタイトルを買いたかったのです。しかし物知りの人はご存知かもしれませんが、日本盤のビートルズのCDは、曰く付きで、本国に許可なくリリースされ回収されてしまいました。一般のレコード屋でお店に並んでいたのを買いましたという話はあまり聞かないので、よっぽどの人でないかぎり、このCDを入手した人は当時はいなかったようです。

何れにしても、私は記念CDを買いたいので、回収された後にリリースされたCDを普通に購入しました。『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)』でした。

これでやっと記念としてのCDを買えたと思いました。天下のビートルズの最も栄華を放った時代のアルバムです。あの「A Day in the Life」が収録されているんだ!!と思ったかは覚えていません。

これが記念になったCDのつもり(本物・私物)

長い道のりでしたが、CDが発売される事になり「はじめて」の「記念CD」を買うために3度迷い悩みましたが、立派なCD購入歴になったので発表しましました。

以上が「はじめて買ったCD」の話です。

で、結局、どういうCDなのか全くわからないかまま終わります。どうしても、そのCDを出したくなかったので、何も詳細を書きませんでした。だから、皆さんもこの事は聞かないでください。


次回は80'sか、BLACK METALか、時事ネタを予定しています。

ご清聴ありがとうございます。



#はじめて買ったCD

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